2/20/2024

日米パスポートの申請&里帰り一時帰国の下準備

もう11年も日本に帰っていないし、飛行機恐怖症の息子と飛行機でで旅行することができなかった。私は飛行機は全然平気だけど、長距離旅行が面倒くさすぎて大嫌い😱 私の中で旅行に関する手続きが浦島太郎化している。

ところでなんで中年のアメリカ人白人女性ってあんなに旅行が好きなんだろう?みんな数ヶ月毎に旅行している。何が楽しいのか私には全く分からない。。みんな日常生活から逃れたくて、もしくは旅行というもののが最高の楽しみだという社会の通念をそのまま鵜呑みにして、それでただただ旅行しているようにしか見えない。旅行することを考えるだけでゾッとする私が変なだけなのかもしれないけれど。そしてみんなどこにそんなお金があるのだろう。。旅行って本当にお金がかかるなぁと今回身に染みて感じた。今1ドル約150円で、ドルが強い。$1,800のチケットは確か日本円で38万くらいしていた。うちは二人旅行するのだが、貧乏性の私はたった2週間の旅行の空港運賃だけに80万近くも絶対に払いたくないなぁ。。ドル高に感謝! 

 旅行に慣れた人が聞いたら私の無知さ加減に引くかもしれなけれど、本当に何もかも手探り状態なここ数日だった。例えば、アメリカ国籍の息子の米パスポートを申請する際。。 「え、パスポートカードって何?(調べてみて)あぁ、別にいらんわ。パスポートブックだけでええわ」、「えーアメリカのパスポート取るのは郵便局で予約制か。。受け取りまで最高で8週間もかかるんか!一番遅い予約時間が2:45 PMってどうよ!5時まで開いてるのに!」、「やばいやばい、息子のバースサーティフィケイトどこ?」、「えーー!私と息子で合計日米のパスポート三つも取ると、こんなに料金が高いんか!」などなど。。。 

  1)パスポート写真の作り方(アメリカと日本) 
うちの息子は写真を他人に撮られるのが嫌いなので、家で写真撮影(お金も節約できるし)。アメリカのパスポート写真の規格(メガネはだめ、など)はこのサイトで確認できる。

ステップ1)ID Photoという無料アプリをスマホにインストール。このアプリを使うと顔の位置をちゃんと合わせられやすい。このアプリは背景を白くするのがものすごく下手くそなので、このアプリでは顔写真を撮るだけのために使う。

 

ステップ2)パソコンのウェブブラウザーを使ってバックグラウンドリムーバーという無料サイトに行って、ID Photoのアプリで撮った写真を挿入。このサイトで背景を真っ白にする。

 

ステップ3)パソコンのウェブブラウザーでPassport Photo Appという無料サイトに行って顔の位置を再度確認。このサイトも背景を白くしてくれるので、バックグラウンドリムーバーは別に使わなくても良い。 
アメリカのパスポートなら4x6インチの写真として近所のスーパーで写真をプリントアウト。これで出来上がり。

 2)Child/Minor Travel Consent Formを作って夫にサインしてもら

息子の旅行を許可するという旨の手紙のこと。無料のテンプレートがネットにいっぱい載せてくれてある。


3)AAAを通してジュネーブ協定を結んでいる国で車が運転できるように国際免許を取る。

国連のジュネーブ協定と提携している国では自国の免許証を元に国際免許証を発行してもらえる。この発行してもらった国際免許証を持っていれば、提携国で合法的に運転できる。発行した日から一年しか効力はないけれど、日本に一時的に帰るだけの私にはもってこいなシステム。このサイトこのRedditのスレッドがAAAのサイトより詳しい情報を書いてくれている。直接オフィスに出向くと、よほど閉館ギリギリじゃない限りは即日発行してくれる。郵便だと時間はかかるけれど、どこに出向く必要もないので郵便で申し込むのも良さそう。

結局近所のAAAに以下の書類を郵送した:1)アプリケーション、2)手数料である20ドルの小切手、3)アメリカパスポートサイズの写真を2枚、4)アメリカの運転免許証の裏表をコピーしたもの。アプリケーションのPermit Effective Date (Within 6 mo of Application)の部分には運転する予定の日付を書く。アプリケーションを早めに出しておいてもこのPermit Effective Dateを正確に記しておくことで国際免許の期限が短くならないみたい。土曜に追跡番号付きの手紙でアプリケーションを発送して、月曜には近くのAAAオフィスに着いた。前からこのAAAオフィスではアプリケーションを受け取ったらその日のうちに処理して翌日に国際免許を発送してくれると聞いていた。本当にその通りで火曜には発送してくれ、確か水曜か木曜にはすでにうちの郵便受けに国際免許が入っていた。AAAサイトには確か発行まで8週間かかると書いてあったけど、すぐに発行してくれたので良かった。

2/18/2024

【海外在住者用】ORRネット(オンライン在留届)アカウントを使ってオンラインでパスポートを申請するやり方

海外在住者にとってはものすごくありがたいニュース!パスポートの「新規」申請であっても、2023年の春からは申し込みをオンラインでして、受け取るときだけ日本領事館に行くだけでいいとのこと!アメリカの国土は半端なく広いので、わざわざ領事館に行くのが毎度本当に大変なので、とてもありがたい。

ただ。。。この手続きが外務省と領事館の説明不足が激しく、エラー続きでまったく申請手続きが進まない!!一晩苦戦し、他にもやることは山ほどあるのでイライラした。一旦投げ出して後で対処することに。翌日、しばらくネットを見ていたけれど、それでも何だかよく分からず、しばらく苦戦。その後やっとなんとかアプリを起動できた。。ここまで不親切で説明不足な手続きに出会ったことはない。。日本よ、そりゃ先進国にどんどん遅れを取っているわけだ。。日本人として悲しい思いです。

誰かのためになればと思い、ここに記しておくことにする。そしてまた5年後や10年後に、何の改善もされていないならば、私自身が自分のブログを見てオンラインでパスポートを申請することになるんだろうなぁ。。どうかそんな事になりませんように!


大前提:

*在留届を出し、ORRネットのアカウントを持っていることがまず大前提。ORRネットのアカウントがないと、パスポートの申請はオンラインでできません。

*同じ世帯内に住んでいる子どもの(自分ではなく)パスポートを申請する場合:在留届を出していても、パスポートが切れていて、有効なパスポートを持っていない場合、ORRネットを使ってオンライではパスポートが申請できません!!ORRネットのアカウントに有効なパスポート番号を入れる必要があり、すでに失効しているパスポート番号を入力したり、この部分を空白にしようとしたりするとエラーが出てそこから進めないのです。。

ケース1:以下の手続きは、成人である自分がパスポートを申請する場合です。1)有効なパスポートのがある、もしくは2)すでに失効したパスポートを新規更新するが、在留届を出していて、ORRネットのアカウントがある人のための手続き方法です。

*自分のスマホにApp Store/Google Playから「パスポート申請(海外在留邦人用)」のアプリをインストールする。以下のコードをスマホのカメラから読み取る。

*自分のスマホの設定画面に行き、「言語と地域」を日本に変える。ちなみに、これだけではダメ。。。アメリカ在住の人の場合、言語設定のランクが「英語」が先で、次に「日本語」になっていると思う。この場合、日本語を一番最初のランクに上げる必要がある。こうすると、スマホがやっと日本語表示になり、アプリも起動する。英語が一番最初のランクになっていると、アプリが起動しない。

(私はAndroidのスマホではないので、Androidの場合は分からないですが。。)iPhoneの場合、「日本語」を長押ししてドラッグしながら、「日本語」を第一ランクに持っていき、「英語」が第二ランクになるようにする。

ちなみに、「English」、「日本語」と書かれた部分ではなく、その右側にある三つの縦並びになったバーの部分を長押ししないとドラッグできないので注意!

↑言語設定のスマホ画面:言語と地域の設定を日本に変えた後でも、Preferred Languagesの順番がまだEnglishが先で日本語が次になっている。日本語の横にある三つのバーを選択、長押し、ドラッグして日本語が英語の上に来るように順位を変える。

↑言語設定のスマホ画面:「日本語」が「英語」の上に来ているので、これでオッケー。


大まかな手順:

 何よりまず最初に、ORRネットに行き、自分のアカウントにログインする!!これがまず最初の一歩。ORRネットでログインして、自分のアカウントからパスポート申請に行かないと、アカウントを持っていない人のためのパスポート申請書が出来上がり、完全に時間の無駄になります。

1)ORRネットから自分のアカウントにログインする。ワンタイムパスワードが登録されたemailアドレスに送られてくるので、ワンタイムパスワードを入力する。

2)「在留届メニュー」から「筆頭者の旅券申請」を行う。以下のような画面が出てくれば、正しく申請できている証拠↓


3)画面に出てくる通りにクリックしながら申請手続きを進める。

4)自分の申請内容が含まれた固有のQRコードが表示されます。

5)この固有のQRコードをスマホで読み取ることで、「パスポート申請(海外在留邦人用)」のアプリがやっと起動します。

6)ここまでくればあとは結構簡単です。自分のパスポート写真をその場で、自分のスマホを使って撮ることができます。もうわざわざ写真をプリントアウトする必要がありません。サインまでスマホのアプリで行うことができます。


ケース2:子どもの(親である自分ではなく)失効したパスポートを新規のパスポートに切り替える場合は、なぜかORRネットを使ってオンラインでパスポートを申請できません。以下の手順に沿って新規パスポートを申請してください。

ORRネットにログインした後、「在留届メニュー」から「変更届」をクリックし、同居家族として子供の情報を入力しておくこと。この作業を終えて初めて、子供のパスポートもオンラインで申請できる。

1)このサイトに行って、必要書類をダウンロードする。子供に署名をさせて(英語でも日本語でも可)、自分も署名。自分の住んでいる管轄内の領事館の名前も書いておく。

2)以下の必要書類を提出する必要がありました:

*総領事館にEメールで以下の書類を添付することで、わざわざ領事館に赴く必要もなく、パスポートの申請を開始して頂けました: 

1)完成したパスポート申請書類をスキャンしたもの。←パスポートを受け取る際に、原本を持って行き提出する。

2) 本人確認の確認書類(すでに失効している日米のパスポートの顔写真のあるページなど)をスキャンもしくは写真に撮ったもの。←パスポートを受け取る際に、原本を持って行き提出する。

3) 戸籍謄本の写しを写真に撮ったもの。←パスポートを受け取る際に、原本を持って行き提出する。

4) 子どもの日本国籍を証明する書類。失効した、もしくは有効な日本のパスポートをスキャン、もしくは写真に撮ったもの。←パスポートを受け取る際に、原本を持って行き提出する。

5)子どもの合法なアメリカ滞在を証明する書類。例えばアメリカの失効した、もしくは有効なパスポート、グリーンカードなどをスキャンするか写真に撮ったもの。←パスポートを受け取る際に、原本を持って行き提出する。その場で領事館がコピーを取り、返してくれます。

5) 子供の父親に頼んで書いてもらった、日本のパスポートを申し込むことへの同意書(領事館からテンプレートがメールで送られてきます)をスキャン、もしくは写真に撮ったもの。デジタルシグネチャーはダメで、手書きで書き込まれたもの。←パスポートを受け取る際に、原本を持って行き提出する。

5)夫のパスポートの顔写真部分を写真に撮ったかスキャンしたもの。 ←パスポートを受け取る際に、原本を持って行き提出する。その場で領事館がコピーを取り、返してくれます。


*実際に持って行くか、郵送で送らなければいけないもの。

1) 顔写真1枚。アメリカ用パスポートサイズの写真(2X2インチ)でも良いとのことでした。

3)パスポートは2週間ほどで発行してくれました。受け取る際は、本人である子どもを絶対に連れて行かなければいけません。アメリカのパスポートより手間はかかるけれど、発行自体は断然スピーディーでした。

その他のTips...

同戸籍内に登録されている自分と子供のパスポートを同時に申請する場合、戸籍謄本(抄本ではダメです)は一通だけでいいです。二通準備する必要はありません。別日に申請する場合は、戸籍謄本は一人に一通ずつ必要になります。

2024年。。日本に一時帰国

 やっと11年以上ぶりに日本に一時帰国することが決まりそう。その前にやるべきことがたくさんある。

1)自分と息子の日本のパスポート新規申請。

領事館のウェブサイトには新規申請の際は申し込みと受け取りの際に絶対に直接領事館に出向かなければいけないと書いてあった。ところが一つ質問があってメールをすると、新規申請でもネットで申し込んで、受け取るときだけ本人が行くだけでいいらしい。別件だったけど本当にメールして良かった。。知らなかったらパスポートの申請と受理のためだけに計12時間も運転するところだった。。😱ちゃんとウェブサイトを更新して頂きたい。。

2)国際(運転)免許証の申請。

諸事情あって日本の運転免許を期限内に更新できなかったため、日本では無免許になってしまった!でもネットで調べたところ、アメリカの運転免許証があれば、国際免許証で日本国内を運転できる(免許の発行から一年以内であれば)らしい。AAAのオフィスに行って、当日発行してもらうことにする。AAAのオフィスに行って、待ち時間が長くなりそうならそのまま領事館へ日本のパスポートを受け取りに行き、それから当日発行の国際免許証を受け取ろうと思う。

3)息子のアメリカのパスポート申請。

4)アメリカ人の友達を連れて日本に帰国することにしたので、友達のVISAについて調べる。私と息子は日本人なのでここは心配しなくていいからありがたい。。


日本のパスポート申請にものすごく手こずり、同じく苦戦している人たちが沢山いるようなので、次のポストにどうやったらオンラインで日本のパスポートが申請できるか書きたいと思う。

2/03/2024

今年の寒い寒い冬

 2022〜2023年の冬は記録的な大雪で、いつもうんざりしながら雪かきばかりしていた記憶。。。冬も半ばに来た頃には、ドライブウェイが結構広いうちの家ですら、もう雪を寄せる場所がなくなってきて大変だった。雪の重みで屋根が崩れないか心配で、念の為夫が屋根に登って雪かきを二度もした。うちの家は天井が高くて二階建てなので、夫が屋根から落ちないかヒヤヒヤした。やぎと鶏の囲いも、雪をかいて動物たちが歩けるようにしていたのだけれど、もう雪が積もりすぎて囲いの中の雪かきが追いつかなくなってきた。春あたりになると囲いの外にかき出していた雪が柵の高さを超えそうになった。

自宅の敷地内をスキーで散策したときの写真↓。スキーを履いているのでズボっと雪に埋まることなく、雪の上を浮かぶように移動できて楽しかった!


2023〜2024年(今年)の冬は、雪が少なく暖冬だった。。つい最近までは!雪はそれほど降っていないけれど、とにかくここ2週間はあり得ないくらい寒かった。こんなに寒いのは私の住んでる地域では珍しい。夫はまだ自分が小さかった頃、つまり30年くらい前はこんな気候が1週間や10日ほど続くことはよくあったと夫が言っていた。温暖化で冬の気温や気候が変化していることを感じる。

↑これ、摂氏でマイナス31度!体感温度マイナス40度!冬はほぼ毎日スキーに行くけれど、こんな温度が続いてからはほとんど行けてません。。一度、友達がお母さんの命日が近づいてきたことで落ち込んでいて、仕事でもストレスがあって辛そうにしていたので、私と同じくスキーが好きな友達を連れてマイナス22度の中スキーに言ったけれど、めちゃくちゃ寒くて手が冷たくなって全然楽しめなかった!

外の温度と家の中の温度差が激しすぎて、結露が窓枠とデッキのドア周りにできてしまう。この結露が外気温が寒すぎると凍ってしまい、窓枠とドア周りにびっしり氷の塊ができてします。このせいで窓もドアも開かない。デッキに出てクリスマスツリーやらクリスマスライトを回収したいし、バードフィーダーのひまわりの種を補充したいし、デッキに積もった雪かきもしたいのに、ここ2週間くらいは平均気温がマイナス25度〜27度くらいなので窓もデッキドアも開かない。。明日からやっと気温が上がってくるようなので、それまでの辛抱!