7/12/2024

外国人が驚く日本とは?

5月中旬から6月頭にかけて、11年ぶりに日本に帰った!アメリカ生活も長くなり、日本人だけどどちらかというとアメリカ人化していた自分には、久しぶりの日本で驚いたことがいっぱいあった。

  • まず誰もがご存知のように、日本の公共機関がどこも綺麗すぎてびっくり。里帰りについてきてくれたアメリカ人の友達も私も、駅員さんが外にある階段をモップで綺麗に掃除していてびっくりした。あと、駅が屋内外に関わらず隅々が綺麗!一番思い出深いのが、羽田空港から飛行機を降りてすぐにある空港内のトイレ。どのトイレもウォシュレットがついててびっくり。そして洗面台のそばに「このトイレは綺麗でしたか?」というデジタルタッチパネルがあって、悲しい顔、普通の顔、笑っている顔の表示が選べるようになっていた。。!うちの息子は、「何これ?ジョーク。。?」って言って、それに笑った!あと、公園のトイレでさえウォシュレットがあるし、ティッシュもちゃんと付いてるし。アメリカに帰国する際、サンフランシスコの空港に到着したのだけれど、トイレはほんと汚いし、(日本人が誰でも驚くように)ドアの隙間が広すぎる。
  • 日本は社会に深く根付いた男女差別が今でもあって、その点では本当に後進国だと思う。例えば、家事をするのは女性、管理職も男性ばかり、政治家なんてほとんど全員が中年〜高齢の男性。でも日本では公共の場所で授乳ステーションをいくつも目にした(どんな田舎でも)。公園もアメリカに比べたら本当に多くて、子供用の施設もありえないくらい充実していて子育てはしやすい。お母さんと子供に優しい国だと思う。
  • 物価が安すぎてやっぱりびっくり。昔日本人が物価の安いタイなどにこぞって旅行に行った時の感覚で、安い国=「東南アジアなどのタイ」が「日本」に変わってきているという。。。アメリカのインフレが激しすぎて、こちらでは食料品とか日用品が数年前に比べて倍の値段になっている。フツーの(オーガニックとかではなく)チップスも昔は二ドルくらいだったと思うが、今では$8.49。日本の今のレートでは1,340円。ポテトチップスに1,300円って日本じゃ絶対に有りえない感覚だと思う。こっちのチップスは日本に比べて容量が多いけれど、それにしても物価の差が現れていると思う。あとは、まるまる一本、大きくて2.5キロはある大根とかも98円とかで卒倒した!こっちではしなしなになって所々茶色くなったヒョロヒョロ大根が500グラムで$3(473円)。。。悲しい!
  • 観光地はどこに行っても外国人、外国人、外国人だらけ。日本の文化は独特で根強い日本ファンが世界中にいる。治安も良くて物価も安いだなんて、最高のバケーション地だと思う。政治家は全く役に立たないから、日本はこれからは観光に頼って生きていくのが良いんじゃないかと思う。日本で今空き家や過疎化、少子化が問題になっているけれど、これからは外国人がどんどん日本中の土地を買い上げていくんじゃないかなぁと思う。日本で買う家が昔で言うハワイの別荘地みたいな感じで扱われていき、来日する外国人が経済を回していくんじゃないだろうか。。
  • 日本はこのご時世でもメールで問い合わせを受け付けていないとか、本人が直接出向かないと書類の手続きが絶対にできない。不便で無意味昔の慣習に縛られている。どんどんシステムを簡便化していかないと、職員にとっても利用者にとっても仕事が増えるだけなのに。長時間勤務で激務の割に、仕事の効率が悪いというのも本当に納得。もっと世の中の変化やニーズに合わせて柔軟に変化していかないとこの国際社会では生き残っていけないと思う。日本で温泉宿に泊まったのだが(外国人も結構いた)、公衆浴場では絶対に水着を着てはいけないと言われた。外国人にとったら丸裸で入ることはすごく敷居が高く、別に水着を着ることくらいいいんじゃないの!?とびっくりした。
  • 私の実家のある田舎でさえ、道路の開発がすごくて景色が完全に変わっていた。馴染みのある景色が至る所で激変していて、一体自分が今どこにいるのか分からなくなった。高速道路が近くに付いたからだとは思うけれど、日本という国は借金が多いという割にはインフラに使うお金は出し惜しみしないようなイメージ。あと、どんな山奥でもアスファルトの道路でびっくり。アメリカなんてちょっと裏道に入ったら舗装されていない道がいっぱいある。国土の大きさで言えば比較にならないからとは思うけれど、日本はどこも道路が舗装されていて改めてびっくり。あとは、こんな田舎に一体誰が引っ越してくるのいか!?というくらいナントカ台などといった新しい住宅街が結構できていた。その割に、同じ地区にあるバブルの頃に建てられた他の⭕️❌台は結構空き家が多かった。
  • 大阪のAir B & Bに5日間ほど泊まって毎日付近を散歩して散策していた。アメリカ人の友達が「まずさ、芝生っていうのがないよね」って言って、「あー、ほんまや!」という話になった。大阪は特に家が密集していて駐車場を確保するのにも大変だし、芝生っていう考えがまず西洋的であって日本的ではない。芝生は綺麗だけれど、その存在自体が無駄な空間だと思う。あと、敷地の広さはもちろんだけれど、日本では暑すぎて、芝生とかに水をあげて維持していくのも大変んだと思う。最後に、泊まっていたAir B & Bのお風呂の窓を開けると、隣の家の洗濯物が目の前に干してあった。「腕を伸ばせば隣人の洗濯物も取れるよね」とアメリカ人の友達と笑って話した。駐車場で言えば、車を複数台持っている人は数センチの隙間で車を家の駐車場に停めていて、そのテクニックがすごいと感動した。
  • お菓子や日用品のパッケージが昔から変わっていなくて嬉しかった。
  •  アメリカではオーガニックやナチュラル系のお菓子、飲み物、食べ物の種類がここじゅう数年でどんどん増えてきた。値段もそこまで高いというわけでもないし、何より味が美味しい。こういったオーガニックの商品の方が塩分、糖分、脂質などが少なくて、使っている油なも健康的。日本に久しぶりに帰ってチョコレート菓子を食べてみたら、説明しにくいのだけれど、後味がベトっとしているものが多くて(ミスドのドーナツ、コアラのマーチなど)、ミスドのドーナツなんて大好物だったのにもう食べなくてもいいやと思うようになってしまった。。!シュークリームとか他の食べ物はもちろん日本の方がダントツ美味しいのだけれど。。