2/27/2026

19年ぶりのシカゴ

今回のシカゴの学会に行くことが決まった時、そういえばシカゴに来るのは二回目で、一回目も学会だったなぁ〜。ギリシャ人のイリニと出会ったのもその一回目の学会だった。一体何年前にここに来たんだっけ?と疑問になり、昔のGmailのアカウントを開けて当時予約したホステルの名前や住所などを調べてみた。そしたらなんと19年も前!そんなに時は過ぎているのか〜。

2006年11月にアメリカの認知行動療法学会の学会がシカゴであり、当時私はアメリカの大学を卒業して日本に帰国していて、日本の大学院へ入るための入試を確か1月くらいに控えていた時期だった。どこにも属しない、受験勉強とバイトをするだけの宙ぶらりんの日々。確か大学院は一つしか受験しなかったので、一体落ちていたら何をするつもりだったのだろうと思う。

今日は学会の最終日だったので美味しいカクテルが飲みたくて、シカゴのカクテルバーのナンバーワンに輝いたバーに一人で行ってみた。アークティックエントリーのようなドアを通り抜けると、いかにもセキュリティー!という感じの大きな黒人のおじさんが耳にイヤホンをしてiPadでゲームをしていた。「こんばんは、ミス!」と言われて、「こんばんは!」と返してバーに入ろうとすると、「ちょっと待って。ここで働いてる人?」と言われた。「いえ、客です。」と返事すると、セキュリティーのおじさんが、「他の人と一緒?」と聞く。「いいえ、一人です。一人で来たんです。」と言うと、まずIDを見せてと言われ、IDを見せる。iPadには店内の席のアレンジメントが映し出されていて、どの席が空いているか分かる。「ちょっと待ってね。席が空いてるか店内の従業員に確認するから。ここで待ってて。」と言われて待つ。おじさんがイヤホンを通して店内に、「おひとり様、通せる?」と聞いている。しばらくして中に通された。めちゃくちゃ美味しいWhite RussianとMai Taiを一人でゆっくり飲んだ。White Russianにはエスプレッソとクリームがたっぷり入っていて最高に美味しかった!Mai Taiの盛り付け方も本当にオシャレ!隣のお客さんも、「何飲んでるの?」と聞いてきた。

バーで素敵なカクテルを飲んで幸せな気分になった後、シカゴの壮大なビル群の中を歩いていると、自分が今ここにいることがすごく不思議に思えてきた。19年前の自分は19年後にまたシカゴに学会で来るなんて思いもしなかった。ここに今自分がいるのは、夫と結婚したからであって、日本で誰かと結婚していたら多分ここには自分はいなかっただろう。それもまた良い人生だったのかもしれないけど、自分がここにいて、素敵な経験をさせてもらっているのはほぼ100%夫と出会えて結婚したからだと思った。結婚して子供を産んで、一週間だけといえども、まさか一人でこんなお気楽な旅をするとは思っていなかった。そして、明日飛行機に乗って家に帰ったらまた大好きな家族やペットに会えて、大好きな自分の家でゆっくりできる。なんて自分は幸せなんだ、ラッキーなんだと思う。こうやって小さなことに感謝できることが一番ありがたいと思った。

余談だけれど、19年前にシカゴで泊まったユースホステルが本当に酷くて今でも鮮明に思い出す😂まず三日間お湯が出ない。そしてプライベートの部屋を取ったのに、なぜか三日間ほどオーバブッキングだかなんだかで相部屋に放り込まれた。受付の人は障害があるようでだった。そして足が悪く、その人が夜中に足を引き摺り、大きな音を立てながら歩くので寝られなかった。あと、朝食付きと謳っていたのに、朝食がなかった😂若い頃にこんなヘンテコな経験をしたのは本当に良かった。大人になって仕事に就いて、ちゃんとしたホテルに泊めてもらって。。。これをありがたいと思えるのは、若くて貧乏だった頃に色々な経験したから。

19年後にシカゴに来た感想は、「感謝」の一言に尽きる。今回の旅で、何度も自分の家族や今の状況に感謝を感じることができた。