5/25/2012

出産の時の話☆

出産の時の話を書きたいと思います〜。 
私文章をまとめる能力がないので、ダラダラ長くなってしまうのですが、興味と忍耐力のある方は良ければ読んで行って下さいませ〜!:)


**5月18日**
おりものがピンク色だったので「これはもしや!おしるしではないか〜!!」とちょっと感動。その数時間後にシャワーを浴びていたら、卵の白身と真っ赤な血をくっつけたみたいなおしるしがツゥルンとバスタブに落ちているのを発見!これが計2個くらい出ました。おしるしの到来!排水溝に流れてしまう前に手ですくってバスタブの端におしるしたちを避難させておく(後でJoelに見せて感動を分かち合うため)。Joelに見せると「。。うわっっ。。」っとあからさまに嫌な顔をされる。
おしるしが来ると一般的には平均2〜3日で分娩が始まると言われているみたいですね☆ちなみにおりものは出産当日までずっとピンク色でした!

**5月21日(おしるしの3日後)**
6:00am お腹が痛い感じ(おしっこが一杯で膀胱が痛い?前駆陣痛?よく分かりませんでした。つまり弱い痛み)で目が覚め、トイレに行く。おしっこした後なのに、その数分後かなりの量のおしっこだかおりものがジョーッと漏れたことに気付く!見て見るとピンクっぽい透明の水。布ナプキンがこれまでにない程ぐっしょりと濡れたのでびっくり。「あら!もしかして破水〜!?」と思ったけど、そのあとず〜っとチョロチョロ出るという感じはなかったので、とりあえず様子を見るか〜と思いベッドで横になる。

6:30am 起きてから結構規則的に陣痛が来ているみたいなので、時間を測り始める。

7:00am ちょっと不規則やけど、だいたい3〜5分間隔で陣痛が!病院に電話して、「分かんないですが破水っぽいのがありました。おしっこなのかもしれないんですがよく分からなくって。陣痛も不規則ですがあります。どうすれば良いですかね〜?」って聞くと、「あら、今すぐ来てちょうだい!」とのこと。「入院の荷物、一応持って行った方が良いですよね〜?」って呑気に聞くと、「もちろん!破水なら今日、誕生日パーティーよぉ〜〜!!」と言っていた笑 
Joelが職場に着いた直後だったんですが、すぐに戻って来てもらい、Joelと日本から出産の手伝いに来たばかりの母と3人で入院の準備をささっとこなす。

8:00am 病院に到着。陣痛は規則的に3分間隔になっていた。
8:30am 緊急の患者さんがいたとのことで結構待たされる。まず破水かどうか調べるために膣の入り口にリトマス紙みたいなものを付けてもらう。色がネイビー色になれば羊水で破水しているとのこと。結果は緑だった!でもこの検査は100%正確ではないので、内診してくれるとのこと。ちなみに尿検査で取った尿のサンプルではこのリトマス紙がネイビー色になりました。変なの〜。陣痛と赤ちゃんの心音を見るモニターに繋がれる。

先生が内診してくれた結果、「うん、破水してないね。まだ袋の中に羊水がありますよ〜」と笑 恥ずかしい!!破水は勘違いだった!笑 でも、子宮口を調べていた先生の顔が一変。「あれま、もう3〜4cmは開いてるよ!どうする?家帰っても良いし、今から入院しても良いし、どっちでも良いですよ」と!う〜〜んと悩んでいると、「そしたらさ、近所のモールの中で散歩でもしておいで 〜。1時間半〜2時間後にまた帰ってきてね」と先生からアドバイスが笑 モールでお散歩ですか!笑 
ところで、こちらのカイくんを産ませてくれたDr. Wagoner先生はなんと大阪産まれの日本人とアメリカ人のハーフの先生だったのです☆色々家族の話を聞かせてくれました♪とても穏やかで落ち着いた年配の先生で、私もJoelも母も「落ち着いた上品な話し方でこっちも安心できるし、心優しい先生だよね〜」って言ってました☆
結局お腹がすごく空いていたので、近くのiHop(パンケーキ屋さん)で分娩のための腹ごしらえを。炭水化物などをたくさん食べて血糖値を上げておかないと痛みに弱くなると本で読んだんです。陣痛が段々痛くなってきたので、陣痛がくる度食事をする手を止めて「。。。」と痛みに耐え、陣痛がなくなると食べ物をガツガツ食べました☆

11:00am 病院に戻る。分娩室に通され、また陣痛と心音のモニターに繋がれる。もう陣痛は2分間隔に。結構痛い!

11:15am 先生が来てくれて再度内診。「子宮口が5cm開いているので、もう人工的に破水させますね〜」と。菜箸にそっくりな棒を持ってきて、羊水の入った袋をひと突き。とたんにじゃば〜〜っと温かい水が大量に流れ出てきてびっくりして大笑いした笑 「痛くないですからねー」って言われた通り、全然痛くなかったです。もう子宮口が5cmも開いていれば、麻酔を打ってもお産が遅くなることはないとのことで、私の好きなときに麻酔を打ってもOKだと言われる。

11:40am 破水すると一気に子宮口が開くと聞いていたけどやっぱりほんとみたいで、陣痛がかなり痛くなってきた。。
ここでまず陣痛より厄介な問題が発生!うちの母のおしゃべりが止まらない。。笑 普段からひとりで一日中喋っている超典型的な大阪のおばちゃんなんですが、陣痛で痛いのにベラベラベラベラ〜〜〜延々と喋られてももちろんこっちは返事もできないしイライラする。「もう〜うるさい〜!!黙ってってば(怒)」と何度言っても、何事もなかったかの用にベラベラベラベラベラベラベラベラしゃべり続ける母笑 もうめっちゃくちゃイライラしました!!
その横でJoelは私を無言で一生懸命サポート!つま先が寒いと言えばまず私のクッサイ足を吐息で一生懸命温め、手でさすり、もこもこ靴下を履かせてくれました♥暇さえあれば水はいるかと聞いてくれ、私の陣痛が来ていないときを見計らい、何ができるか、何して欲しいかと聞いてくれました。血の繋がりって一体。。笑

陣痛がけっこう痛くなってきたので、「epidural(麻酔)下さい。。」と訴える。麻酔は効くまで20分くらいかかると本で読んでいたので劇的に痛くなる前に頼みました。でも!結局麻酔の準備に20分、麻酔医の先生からインフォームドコンセントに10分、麻酔が効くまで20分、でその後約一時間くらい麻酔無しで陣痛に耐えなければいけなくって、これは誤算でしたT0T epiduralを打つ前にIV narcoticというまた違う種類の麻酔を打たなければいけないらしく、そちらでしのぐ。副作用でめまいがありますと言われた通り、めまいを感じました。ちょっとは楽になったけど、そんなに大きな沈痛作用はないなぁ〜という感じ。

12:45pm epiduralを打ってもらう。もうその後は天国そのもの♥痛みなんてな〜い!!自分でボタンを押して投薬量を増加したりもできます。もちろん増量できる上限は決まっているし、自分で薬量をコントロールできる場合、投薬量が最小に抑えられる傾向があるという研究結果が出ているそうです!私は麻酔後も陣痛を結構感じたのが一度だけあったので、自分でボタンを押して投薬量を増やしました。

突然、麻酔科医の先生(ドイツ人の先生ですごく優しかった!)が「あれ?あなたのお母さん大丈夫かい??」と言う。はっと横を見ると、あれだけさっきまでベラベラベラベラベラベラベラベラ喋っていたのに、私が腰に注射を打たれているのを見るのがイヤだったみたいで、壁に顔を向けて椅子の上で縮こまっている。。笑 Joelが、「お母さん、何か飼い主に怒られた犬みたいになってるね!!」と爆笑していた。。。分娩自体も母親は「怖いから私は分娩室に入れへんで」とか言ってたから(でもなぜかずっといたけど笑)血を見たりするのが怖いんかもしれんけど、あんだけベラベラ喋っといて突然の大人しい変貌ぶりに笑った。

1:15pm 子宮口をチェック!10cmということで全開。あとは「プレッシャー」を感じたらプッシュしましょうとのこと。このプレッシャー、来るまで全然どういうものか分からんかったけど、つまり肛門の出口直前あたりまでう○こが下がってきている感覚=赤ちゃんが下がっている感覚でした〜☆
痛みがなくなって超快適なのでネットサーフィンをすることに♪Facebookで家族や友達に分娩中だと伝えたり、クックパッドで美味しそうなレシピを探す。

3:10pm ネットサーフィンにも飽きてきた。全然痛みがないので分娩中ということも忘れてしまう。「暇やな〜〜。。次何しよ。。そういや今の段階ってどういう変化を感じたらナースに伝えれば良いんやっけ。。?」と悶々とし始める。そこで、丁度お尻の穴あたりに例の「プレッシャー」を感じたので横ににいるJoelに、「ねぇねぇ!今ね、プレッシャーを感じるねん!!」とわざとらしく大きな声で話しかける。横に待機してくれているナースに聞こえますようにと願いながら。。笑 するとありがたくナースが声をかけてくれ、「あら、そうなの!じゃあちょっと子宮口をチェックしてみますね!」と言ってくれた☆

「わぁ、もう指半分くらいまで赤ちゃんの頭が下がってきてるわよ!いきみましょう!先生を今すぐ呼びます!」とのこと。何この早い展開は〜!と自分でびっくり。出産の本を怠けて読んでいなかったので、いきみ方がまったく分からずナースに助けを求めると、丁寧に教えてくれた。

何度かいきむ度に、ナースや先生、Joelが上手♪上手♪と褒めてくれ、調子に乗る。途中で、「頭が見えてるよ〜!黒い髪の毛が見えてる!段々近づいてきたよ〜!」と教えてもらう。Joelがすかさず頭が見えてるグロ写真を撮って見せてくれたが、緑色っぽいう○この様にしか見えなかった笑 「ほら、頭触れられるよ、触ってみて!」とナースに言われてカイくんの出始めた頭を自分の指で触る。めちゃくちゃふにゃっとしててびっくりして爆笑してしまい、いきみに失敗!

3:22pm 5回ほどいきんだらグニョンとカイくんが出てきた!紫色で顔が鏡餅みたいに段々に圧縮されていて水死体にしか見えなかった笑 
先生が、「さぁ!赤ちゃんを自分で引き上げて胸の上に乗せてあげて下さい!」とおっしゃる。「え。。!?このヌルンヌルンの水死体を手で持ち上げても身体がちぎれたりしないのか!?大丈夫なのか!?」と変な疑問で頭がいっぱいになる。「え!?腕持って引き上げたら良いですか!?」と言うと、「うん!!」。
言われた通りひっぱりあげ、カイくんを自分の胸の上に置く。そこでカイくんは初めてパチッと目を開け、私のことをじーーっと見ていた♥ここで感動して涙。。泣 
カイくん、陣痛中はとっても苦しかっただろうに、ママは麻酔で超ラクチンで申し訳なかったねぇ。。産まれてきてくれて本当にありがとう!!:)

長いこといきんだ様に感じたけど、時計を見たら10分くらいしかいきんでなくって、ほんと最初から最後まで何てラクチンな出産だったんだ!と感動☆ 

ちなみに、母親はカイくんを見て「ほんまにJoelにそっくりで可愛いわぁ〜!!うちのくみに似なくって本当に良かった!」と大変失礼な発言を繰り返しています。。笑
鼻の先は私の団子鼻に似てるような気もするような。。あとなぜかうちら二人ともクッキリ二重なのに今一重か奥二重です☆mimikurinさんもおっしゃってたけど、赤ちゃんの時ってほんと顔がコロコロ変わるみたいなのでこれからまたどういう表情を見せてくれるのか楽しみ!:)どんなぶちゃいくでもうちらは溺愛して可愛がるんだろうなぁ〜☆

産まれてまだ20分後♪

全身血なまぐさい私。

左から、Wagoner先生、日本から来たおしゃべり核爆弾、可愛いカイ君、サポーティブなJoelくん☆

お腹から出てきて、軽くバスに入れてもらっています♥

感染症を防ぐためと言われ、目の上に何か薬を塗ってもらったカイくん♪










5/21/2012

海くんが産まれた〜♪♪

詳しい事はまた明日にでもブログに書きます〜♥

5月21日、お昼の3時22分!6lb 3oz(2806g)のアメリカではスモールベイビーだそう☆
予定日より4日早い出産でした。病院に着いて4時間のスピード安産!自分のデカ尻をこれほど誇りに思った日があったでしょうか?無痛分娩だったので始終ヘラヘラ余裕で本当に楽な出産でした♥

海くん、私とJoelのもとに産まれてきてくれてありがとう!ママとパパは海くんにたっぷりの愛情を注いで立派に育てるからね!:)







5/16/2012

Tonyのお葬式

今日はTonyのお葬式に行ってきました。

朝出勤して行ったJoelはお葬式に間に合うように家まで戻ってきてくれ、二人で車に乗ってFerndaleという隣町にあるカトリック教会まで行ってきました。
朝起きると、カウチには私があらかじめ置いておいたJoelのスーツとズボンがそのまま放置されており、悪い予感。。汗 
時間になってJoelと家の前で落ち合うと、チェックのフラネルシャツ、ジーンズ、青と白のスニーカーを履いてドヤ顔してるJoelが。。笑 脱力感を感じ、もう服装については何も触れないことを誓う私。。。笑 もちろんそのままの格好でお葬式に参列。。。ちなみに、参列者の人は95%くらいの人が黒ずくめ、ちらほら普通の柄のシャツを来ている人もいましたが、当然ジーンズにスニーカーだなんてうちの頑固ちゃんだけでした。。汗 本人は何とも思ってない様子で全然気にしてませんでしたけどね。。T0T

初めてFerndaleに行ったのですが、Bellinghamとはまったく異なった雰囲気の町で、Mt. Vernonみたいでした。教会に着くとすごい数の車と参列者の方がいて、Tonyの優しくみんなから愛されていた人柄をじーんと感じることができました。意外にもこの地域周辺にはかなり多くのクロアチア人がいるらしく、びっくりしました。

こっちのお葬式は本当に日本と全然違いますね。歌が多くて、牧師さんが時々冗談も交えながら説教してくれ、亡くなった方の人生や人柄などを話してくれる人がいました。Joelの家はプロテスタントらしいんですが、プロテスタントのお葬式は結構ラフで簡略化されており、一方カトリックのお葬式はすごく改まった儀式が多いみたいだって言っていました。式は厳粛でとても素敵でした。小さな男の子たちが儀式をお手伝いしていました。特別なお香が焚かれて、すごくミステリアスな式でした。Tonyが入っているお棺と泣きはらした顔のKataを見ながら、二人の幸せだった人生を考えるとこっちもすごく泣けて鼻水ズビズビ状態。。お棺から顔をみてTonyに最後の挨拶がしたいなと思っていましたが、家族の意向からかお棺の蓋は開けられませんでした。お墓にお棺を埋める行程も、家族だけで行うということで残りの参列者はご飯を食べに別のビルに移動。

Tonyの人生、すごく波瀾万丈で立派なものだったので多くの人に知ってもらいたいのでこちらに書いておきます。Tonyはクロアチアの小さな島、コミザで産まれました。さっきどんな綺麗な場所なんだろうと調べてみたら、あの有名な青の洞窟があるのがコミザだそうです。Joelが前にTonyの産まれた家を写真で見せてもらったらしいのですが、石でできたすごく古代的な家だったらしいです。18歳のときに共産政治から逃れるためにボートを漕いでコミザ島から逃亡を図ります(おそらく近隣であるイタリアなど他国を目指していた様子)。しかし、ボートを漕いでいる途中で家に引き返さなければいけない事情があり(これは何だったのか、今度妻のKataに聞いてみたいと思ってます!)再度家に戻った後、2回目の逃亡を測ります。ものすごく柔らかく優しい人だったので、そんなTonyが祖国から逃亡するという話を聞いてびっくり!情熱的な人だったんだなぁとすごくワクワクしました。

逃亡前から、目的地はアメリカだという固い決心があり、本当に靴ひとつ、着のみ着のままでアメリカに渡ることに。カリフォルニアに着いたTonyはそこでツナやサーモンなどを捕る商業漁業を行います。当時は商業漁業でものすごいお金が稼げたそうです。南米やアラスカまで漁に出ていたそう。すごいですよね!Tonyはとっても背が高くハンサムでした。私が会ったときはすでに肺がんとの闘病生活が始まっていたので、痩せておりほっそりとしていましたが、漁師さんだったTonyはすごく体格も良くて健康なすごくカッコいいお兄さんだったに違いありません。奥さんのKataも美人でいつもとても綺麗な格好をしています。娘さん2人と息子さん1人がいるのですが、特に娘さんはどちらも40歳以上のはずなんですがめちゃくちゃ見た目が若くすごく美人で、その子どもたちもとっても美人、ハンサム揃いです。カリフォルニアで過ごしている時に同じクロアチア出身のKataに出会い二人は結婚します。こちらに越してきたのは比較的最近と言っていたような?曖昧なのでまたKataから色々聞かせてもらいたいと思います。

式が終わった後、同じアパートに住んでいるおばあちゃんが声をかけてくれました。
「あなたが日本から来た女の子!?お腹に赤ちゃんがいるなんてつい最近まで知らなかったの!初めまして!」と自己紹介してくれました☆このおばあちゃん、隣のコンプレックスに住んでいる人で、駐車場は私たちの横なので「こんにちは〜」って挨拶するだけの顔見知りってだけでした。おばあちゃん、すっごくフレンドリーで色々自分のことを話してくれたり、私やJoelのことを聞いてくれたりしました。3人で教会で用意されたランチを食べて楽しかったです。そして、このランチが本当にめちゃくちゃ美味しくて感動。。ほとんどがクロアチア料理らしいんですが、大量のご飯とデザートの種類に私とJoelは大興奮!今度Kataにレシピを教えてもらおうねって言ってます。あっちのデザートはアメリカみたいに激甘じゃなくって日本人の口にすごく合います☆

おばあちゃんから聞いてまた泣けたんですが、Tonyは元気になったら私のベイビーシャワーをみんなでしたいとずっと言っていたそうです。。。泣 自分が本当に苦しく辛いときでも、いつも周りのことばかり考えていた優しいTony。。。本当に本当に、素敵な人でした。。。
おばあちゃんが、私の赤ちゃんの誕生とTonyを偲ぶためにも、赤ちゃんが産まれたらみんなで庭でポットラックパーティーをしましょう!と言ってくれました☆もう結構前から企画されていたみたいです笑 うちの母が来ているときにでも是非!と。Kataの家族や親せき、親友もお葬式が終わったらみんなカリフォルニア、コロラド、モンタナとそれぞれの家に帰っていくと思うので、いつもTonyと二人で一緒に過ごしていた思い出いっぱいの場所で一人で過ごすのは本当に辛いはず。。私たち近所の人たちが結束して、Kataが少しでも笑顔で過ごせるようにしてあげたいなぁと思います。

いつも周りを笑顔にさせてくれた心優しいTony。肺がんがとっても憎いです。。。でも15か月の闘病生活は想像を絶するくらい苦しかっただろうし、Kataの心労や永遠に痛みから開放されて安らかになったことには少し安心してしいます。誇らしい人生を終えたTony、またいつの日かKataと天国で再会できることを楽しみに毎日ゆっくりと過ごして下さい。。。








OB-GYN visit 12回目☆+うちの頑固ちゃん!

昨日(38週4日)、妊婦検診に一人で行ってきました〜!

いつもの通り、体重(10kg増のままだけど、最近ちょっとだけ減ってきました)、尿検査、血圧、赤ちゃんの心音、子宮底長の測定といつも通りみてもらい異常なし☆

こないだのエコーの結果をDr. Tanが教えてくれました。カイくんは38週0日の時点で6lb 10oz(ちょっきり3000gくらい)だったのですが、この体重でなんと30パーセンタイルだそう!!アメリカの赤ちゃんってどんだけ大きいんや〜!?って感じでビックリしました><私的には38週で3000gだなんて立派な大きい赤ちゃんじゃない!って思ってたのに〜。
とりあえず、アメリカでは小さめの赤ちゃんだそうですが、別に問題なしとのこと。面白いなぁ〜。

今日は念のためということで帝王切開のお話を聞かせてくれました☆
アメリカでの帝王切開が行われる頻度は33%だそう。なんと3人に1人が帝王切開を受けているそうです!日本だと確か20%くらいですよね?ちなみにこの33%という数字は、一度帝王切開を受けていて第二子の時も帝王切開を受けている人も含まれているため、数字が上に引っ張られています。なので、私は初産ということで私が帝王切開を受ける確立は20%以下だね〜って教えてもらいました。

帝王切開を行う3つの理由
1.前回の妊娠で帝王切開を受けている;
でも最近は一度帝王切開を受けた後、経膣分娩をすることも可能でそうする人もいるんだそうです。

2.陣痛、分娩中に赤ちゃんの心音が下がってきた;
心音モニターは常に波形になっていないといけないそうです。フラットになってしまったり、時々フラット時々波形になったら帝王切開だそうです。陣痛というのは赤ちゃんにとってもすごくストレスを与えてしまうそうです。

3.子宮口が開いているのに赤ちゃんが全然降りて来ない;
陣痛もあって子宮口が開いているのに赤ちゃんが出てこず、薬の助けを借りないとすると、下手すりゃ1週間くらいこんな状態なんだそうです!死産になっちゃう大きな原因だそうです!「アフリカなんかだとね、みんな自宅出産で近くに病院がないから、こういう問題が起こったときは車で3日運転して一番近くの病院に行くんだよ。でも、もうその時には大体の場合赤ちゃんが死んでしまってるんだよね。僕たちは近くに病院があって最新の医療を受けられることを感謝しなきゃだよね〜!」ってDr. Tanが言ってました!><ほんまやな〜!
私の場合は麻酔を打ってもらって2時間経っても出て来なかったら帝王切開になるかもと言われました。

あ、あと赤ちゃんが上を向いて出てくることがあるらしく、そのときはするりと出てくるのが難しいく、産道で詰まってしまうんだそう。この場合も帝王切開になるかもって言ってました。カイくんは頭が下で私の左脇腹に顔を向けてるそうなので多分頭から出て来るはずだから心配ないと思うって言ってました☆

後はDr. Tanの家族やうちの家族の世間話をしていました☆うちは姉がソロモン諸島の人と結婚したのでその話をしていたら色々びっくりしていて、「あの辺の国の赤ちゃんはすっごく大きいんだよ〜!!」って言ってました笑 確かにあっちの人たちは身体がごつくて大きいですよね〜。一体平均体重はいくらくらいで産まれてくるんやろう〜!
Dr. Tanはご家族兄弟みーんなマレーシアにいるそうです。マレーシアで産まれ育ったのに、「あそこは暑すぎるからイヤなんだ〜。僕はずっとこっちで暮らす予定!」って言ってました笑 そんなもんなんですねぇ〜!お母さんは毎年2ヶ月間くらいアメリカに遊びに来るそうです。お父さんはもうすぐ70歳で、お母さんもお父さんも健康なんですがあまりアメリカに長居してると、何かこっちで病気になったときに医療費が100%負担になってしまうから、なかなか長い間こっちには来れないのだそう。親せきも友達もみーんな向こうにいるから、両親がアメリカに移住してくることはないねーって言ってました。

うちのお母さんが明後日こっちに来るけど、医療保険はどうするの〜?って聞かれました。日本だとクレジット会社の特典で無料で海外旅行保険付けてくれたり、アメリカで何か病院にかかったとき、日本に帰ってから国民健康保険を申請すれば同じ医療を日本で受けた場合の金額を元に80%だか100%だか医療費を払ってくれますよね?何て便利で親切な!でもアメリカの医療費自体がバカみたいに高いから、かなりの額の自腹は覚悟しておいた方が良いですが。。日本ってやっぱり住みやすいよな〜って思いました。

さぁ、今日は大家さんのお葬式があるので今から準備をします!
昨日はJoelくん、お通夜の日にちを今日だと勘違いしていて、お通夜の始まる15分前にドロドロの汗だくで山から帰宅する始末。。チーーーン。。。シャワー浴びて服着替えて、教会に行くのに間に合うはずもなく。。
私一人でも行きたかったけど、大家さんの奥さんに何で一人なんだろうって思われるとJoelが悪者になっちゃうようでイヤだったので結局私も行かず。。
お通夜もお葬式も行くのを嫌がるJoelにキーーッ!!ってなり、その上、昨日は着ていく服装を巡って珍しくけんかチックになりました笑 もうほんとうちの頑固ちゃんのお世話は大変!汗 
Joel、お葬式にジーンズとチェックのフラネルシャツを着ていくって言って聞かないんですよ!!汗汗汗 「絶っ対にあっか〜〜ん!!家にあるスーツ着て!!」って私が言ったのに全く聞く耳持たず。。アラスカではどこのお葬式でもジーンズでOKだったと言い張り、大体僕は葬式なんてものが嫌いだ、新しい人生を祝うものとか言うけどみんな悲しんでるじゃないか、何着ていこうとそんなの関係ないとか、僕はスーツやフォーマルな服装は大嫌いなんだ!と。。汗 挙げ句の果てには「スーツ着るくらいなら葬式行かない」とか亡くなった大家さんに超失礼なことになる発言まで出始めて(でもJoelはそこまで無茶苦茶じゃないので、どう転んでもお葬式に行くのは分かってましたが)、もう私は言葉を失う。。泣 その後疲れていたJoelはプリプリ怒ったまま寝てしまいました。謝るつもりなんてさらさらなかったのですが、いつまでもプンプンしてても面白くないし、いつも私がブリブリ怒ったときに折れてくれるのはJoelだしということで、仏のように広い心を持つ私は「気分を害したことに関してはごめんね」と謝りのメールを書きました。でももちろんスーツを着るべきことは譲っていません。
生前、本当に良くしてもらった素敵な人のお葬式に、自分の考えを押し付けるのって間違ってると思うのです。お葬式の主役は故人なのであって、自分が何着たいかとか何したくないとかそういう考えや振る舞いって間違ってますよね?故人や遺族の方の気持ちが少しでも安らかになるように、参列者は不快感を与えたり失礼に当たるような言動は絶対に慎むべきだと私は思うのです。

ほんと人に合わせることが嫌いで、社会の枠組みにはまることを極端に嫌がるうちの反社会的坊や。。T0T 誰に対しても優しいのにこの不思議な性格特性は一体どうなっているのか。。普段は何の害もなく(笑)、個性的でしっかり考えてる人だと尊敬しているのですが、今回みたいに周囲に迷惑を掛けうる可能性がある時は本当に私の頭が痛いです。。泣 あぁ。。今日はほんとどんな服装で行くつもりなんやろう。。どうかジーンズにチェックのフラネルシャツだけはやめて下さい。。泣 




5/15/2012

エコーの結果+こないだのハイキング〜♪

そうそう、すっかり忘れてましたが先週の金曜にカイくんの大きさを見るために高画質エコーを受けに行ってきました☆
エコーって妊娠以外に色んな病気を見るのにも役立つためか結構混んでるみたいですね!次の診察までに間に合うように予約を取るのが難しく、いつもとは違う離れたオフィスまで行くことになりました〜。金曜で38週目に入りました♪

まずは私の身体をエコーでチェック!子宮口、卵巣、羊水なんかを見てくれました。どれも異常ないみたいです。
次はカイくんの番!頭や太ももの骨の長さや周囲を測ったり、膀胱、胃、4つの心室がある心臓を見てくれました。心音は140で正常。いい感じ♪

結果、カイくんは6lb 10ozとのこと。つまり、6lb(2.7kg)と10oz(280g)なのでちょっきり3kgくらい!全然小さくない!!笑 身体の各部も平均的に成長しているみたいで安心しました〜☆
ところでこのアメリカのozで重さを表すのにすっごい違和感を感じるのは私だけでしょうか!?ozって、こちらでは日本で言うところのmlというイメージがすっごく強いんです。液体などにこの単位を使うこともあるけど、同時に重さにも使われる単位がoz。。アメリカのマトリックスにはいつまで経っても全然慣れません〜!

最近お腹に赤ちゃんがギチギチに入ってる感じがすごくして、こんな狭い所でほとんど動けず可哀想やな〜って思います><うちらだって同じ体勢でずっと過ごしてるとすっごい不快で疲れますよね!赤ちゃんってどう感じてるんやろう。。

今日で38週と4日目ですが、そんなに大きな変化はないかな〜。胎動が数日前くらいから結構減ってきたのと(時々生きてるのか心配に。。汗)、おりものが一時期すごく減ったのにまた増えてきたのと、日によってだけれども前駆陣痛が多かったりするくらいかな〜。まだもう少しかかりそうですね〜!:)ま、カイくんがお腹にいたいだけ居てくれたら良いと思ってます☆


*****
こないだの週末、Chuckanut Mountainsにハイキングに行ってきました〜♪ほんとエネルギー有り余ってます!超元気!!

ところで今日は亡くなった大家さん、TonyのRosary Service(カトリックの儀式で、日本でいうお通夜なのかな?)があります。でもJoelはマウンテンバイクに乗りに行ってしまった。。汗 いつも帰ってくるのは2時間後くらいになるはずやからほんとのギリギリでサービスに間に合うくらいになっちゃうはず。。あの個人主義の固まりであるJoelが果たして覚えてるのかどうか不安。。泣 携帯を家に置いて行ったので本人に連絡の取り様がなくドキドキします。T0T。忘れてたらかなり強くお仕置きしないと〜!!Tonyの新しい人生の節目となる、とってとっても大切なお通夜を忘れるなんてこと、私の中では絶対にあり得ない〜!

ハイキングの途中!Tailから見える景色♪San Juan Islandsたちです。




Bellinghamの町を一望!

右の大きな道路がI-5。真ん中にはSehome High School、左にはWWUが見えます。

こっちは東側♪いつもマウンテンバイクに乗りに行くGalbraithがあります!


「そのスイカ、どこで盗んできたの〜?」ってJoelが言ってました。。笑

しつこく写真を撮る私に嫌気がさしてき始めた頃。。笑

「また写真。。。!?」

すっごい大きな鹿の足跡が!!「ムースくらいの大きさがありそう!」ってJoelが言ってました☆

天気が良かったので、家に帰ってからもっと散歩に♪
FairhavenにあるVillage Booksという可愛い本屋さんに来ました〜!




5/14/2012

アメリカ人の国民性はやっぱり適当!?

最近は夜中トイレに何度も起きることがあってもすぐ2度寝できてたのに、今日は朝の3時にトイレに目が覚めてからまた寝られへ〜〜ん!妊婦は大変やわ〜:)

*****

いつもベッドメイキングはJoelがしてくれるのですが、昨日は私が先に布団に入りそうだったので、でっかいブランケットを必死に振り回しながら自分でベッドメイキングをしました。

そして、案の上、私のガサツで適当な性格を象徴するような汚いベッドが出来上がる。それを見たJoelが「グッジョブ!ありがとう!でも、毛布が上下逆だよ〜。ほら、タグが頭の所に来てるでしょ?タグが顔に当たったら気持ち悪いでしょ?」と言ったのです!!!
ビックリ!!アメリカ人なのに、そんな小さな心遣い?配慮?ができるなんて。。!!
「Joelはアメリカ人じゃない!!」と騒ぎだす私。「何で!?どういう事!?」と聞くJoelに、「Joelたちアメリカ人はうちらに比べてかなりワイルドなのよ〜!Joelはこんなタグの位置でさえも気が付いていて普段から気を付けていたなんて。。あり得ない。。!!」と必死に説明するとなぜか大笑いしていた。

Joelはとても不思議な性格を持っている。几帳面でneatだけど神経質では全くなく、私が物を汚したり散らかしても何にも言わない。かと思ったら、なぜかポテトチップスをつまんだ指とかカーペットとかイスとかズボンでフキフキしているJoelをよく見かける笑。私は散らかし専門の汚女なのにこれだけはなぜか許せないので、現行犯でキャッチすると「あぁ〜〜っ!!今指拭いたよね!!??」と騒ぐのです。

アメリカ人全員がワイルドではないだろうけど、やっぱりすごいパーセンテージでワイルドで適当ですよね!?Joelはタオルと畳むときも折り目が同じ方向に揃うように畳んで棚に置いてくれることが多くて、「ほぉ〜〜!」って思うことがあります。こういうのも多分すっっっごくアメリカ人の人の中では珍しいんじゃないかなぁ?
日本だとサービス業でバイトをしてるとほんときっちり叩き込まれますよね?見かけが良いのはもちろんのこと、見えない所もピカピカに磨き上げ、とにかく細かい部分まで配慮してこだわる。。みたいな。
で、「アメリカ人は適当」ということを裏付ける出来事がまた今朝も一件。。

Craigslist(個人単位でいらない物を地域で売り買いするサイト)で古いカメラを売りに出した所、アメリカ人には珍しく丁寧なメールが!まぁいつもcraigslistで売り買いする人たちって若い人が多いからかもしれないけど、素っ気なくて、無愛想で、適当で、崩れた英語を使い、短いメールばっかり(笑)なんで、何か今回は引っかかるものがありました笑 比較的丁寧だし、「ビジュアルアーツを先攻している孫息子にプレゼントとして送ってあげたくて」というメールを受け取るだけで「。。何かいつもと違う。。おかしいな。。」って思ったんです!

でも、結局私の直感は当たっていて、そのメールくれた人はどうやら詐欺師らしくメールを返すと「ペイパルでお金を送金するから、すぐにペイパルの口座教えて下さい」と。Craigslistでは品物を郵送するのではなく必ず相手と直接会ってローカルで取引すること、小切手やネットで代金を送金するのではなく現金で取引することを推奨しています。これはすべて詐欺が横行しているからなのです。詐欺師のおじさんには「Bellinghamに住んでるんですか?私は直接会えて現金で支払ってくれる相手としか取引はしないんです」と返事しときました。多分返事来ないと思います笑

本来は適当でワイルドなはずのアメリカ人のみなさんが丁寧になるとき、私の中で驚きや防衛反応みたいなのが出てくることが分かりました笑 やっぱり普段から慣れていない出来事に遭遇すると反応するんですねぇ〜。
うちのJoelくんはアメリカでは天然記念物なんだなぁ〜!って改めて気付かされたしょーもない出来事でした☆




5/11/2012

大好きだった大家さんが亡くなる。。

もう本当にショックで昨日からこの事が頭から離れません。。水曜日の午後、つまり2日前に大好きだった大家さんが亡くなりました。

昨日の晩、隣に住んでいるラマールちゃんがドアをノックしてくれ、「この手紙、今ポストを見たら入ってたんだけど見た?」と声を掛けてくれました。そこには「昨日の午後、夫であるTonyが亡くなりました」と。。。大家さんは名義上奥さんのKataになっているのですが、事実上は夫婦二人共が大家さんです。昼間を最後にポストをチェックしてなかったので、Tonyが亡くなったなんて全く知らず手紙を見せてもらって本当に大きなショックを受けました。

時々ブログにも書いていますが、私たちの大家さんはクロアチア移民でとっても優しい素晴らしい人たち。私たちが結婚した日に花やワインをくれたり、日本で地震があったときはすぐに電話をくれて私の家族や友達は大丈夫かと声を掛けてくれたり、クリスマスにクッキーを焼いてくれたり、Joelがまだ一人でアパートに住んでいた時は家に時々呼んでもらってクロアチアのカルーアを飲ませてもらったりしたそう。

亡くなったTonyは本当に素敵で優しい人でした。いつも親切でうちらが心地よくアパートに住めているか、体調はどうかなど気にしてくれていました。妊婦の私の体調を特にいつも気遣ってくれていたけど、一番辛かったのはTonyのほうだったのに。。

大家さん夫婦は本当にラブラブで、Joelが私と結婚する前、Joelにこう言っていたそうです。「奥さんのことは一生大切にするんだよ。大切に大切に扱ってあげれば、自分のことも大切にしてくれる。そしたら二人とも一生幸せでいられるよ」。
今のKataの気持ちを考えると何と声をかけて良いのか全く分かりません。。本当にお似合いで素敵だった夫婦。。54年間連れ添って、いつも幸せだった二人。いつも一緒にいて、これからもずっと一緒だと思っていた最愛の人がある日突然いなくなるとはどういうことなのか。。考えたくもありません。

今日は隣のコンプレックスに住むKataに会いに行きました。何度もTonyの事を思い出して泣き、もう本当に心が折れてしまって弱っているのが目に見えて分かりました。。
Tonyはちょうど15か月前に突然肺がんと診断されたそう。たった15か月で何もかもが変わってしまった二人。2年前はまさかTonyが亡くなるだなんて思いもしなかったと思います。
一回目の手術ではがんがすべて切除されたそうで、二人とも大喜びだったそう。ところがすぐに再発し、今度は体中に転移。2回の化学治療にも全く反応せず、延命治療を拒否していたTonyの意向もあり、病院ではなくホスピスで痛みや不快感の緩和のみを中心に行っていたそう。最近最後に放射線治療をした時は、身体中を焼くことになり本当に苦しんだそうです。でも、Tonyは今まで一度も弱音を吐いたことも辛いと口に出したこともなかったそうです。。。Kataを不安にさせて心配を掛けたくなかったんだろうなぁ、いつも強い責任感を持っていたTonyらしいなぁと思いました。。。
ここのところ、体調はずっと悪かったみたいですが先週の金曜に容態が急変し、それから亡くなるまでホスピスでずっと過ごしていたそうです。

孫娘がちょうど大学を卒業したそうで、卒業式を避けるためにお葬式は亡くなった一週間後に行われることになりました。隣町のFerndaleにあるカトリック教会で行われるそうで、誰でも参加してOKとのことなので、私とJoelも参加したいと思います。アメリカに来て初めて参加するお葬式。とっても悲しいです。

今日の朝起きたら、雲ひとつない晴天でいつもより海が綺麗に見えました。Tonyにも見てほしかったな。きっと喜んだだろうなぁと考えていました。

自分がもし死んだら、人に忘れられ自分が存在していたという事実自体が消滅してしまうのが一番悲しいことなのかなぁと考えていました。その点、Tonyはみんなから愛されていたし、私たちは何年たってもTonyのことは忘れません。思いやり深く、いつも笑顔で優しさの固まりのような人だったTony。最高の大家さんで旦那さんでおじいちゃんでもありました。天国で、辛い痛みから開放され、幸せにニコニコ過ごして いるのかな。
Tonyのご冥福を心からお祈りしたいと思います。。。


5/08/2012

OB-GYN visit 11回目☆

今日、Joelと共に妊婦検診に行ってきました〜♪
最終月経日ではなく、エコーを元にして修正されていた妊娠周期を勘違いしていたことについ最近気付きました!笑 と言ってもほんとの妊娠週は私が思ってたより2日だけ遅かっただけなんでまったく大したことではないんですが。なんで、今日で37週と4日でーす☆

今日は、体重(+10kgになりました!もうこれ以上増やせないし増やしたくない〜!)、尿検査、血圧、子宮底長(34cmで先週より1cm大きくなってました)をチェック!内診はなかったです。やっぱり赤ちゃんが小さめなので、カイくんの成長を見るために今週の金曜に高画質のエコーをまたすることになりました☆アジア人の赤ちゃんは6lbくらい(2.7kg)なことが多く、アメリカ人の赤ちゃんだと7~8lb(3.1~3.6)くらいらしいです。Dr. Tanは心配していませんが、一応ということみたい。今回のエコーでおおよその体重や身体の部位の成長も見れるのでワクワク!

今日は子宮口の開く時間などについて教えてもらいました☆分娩までには大きく分けて2つの子宮口の開きに関するステージがあるとのこと:

1.0~4cmの開き:人にもよるが、一旦開き始めると4cmまで開くのに16~20時間くらいかかる。4cm開いていれば、病院に駆け込んだら入院を認めてくれるが、開いていなければまだまだ開くまで時間がかかるので家に帰される。

2.4cm~10cm(全開)の開き:統計的には1時間に1センチ開いていく。つまり4cmから全開になってプッシュするまでおおよそ6時間かかる。一旦10cm開いたら、初産の人だと最低1〜2時間くらいはプッシュして、そして赤ちゃんが産まれるそう。

こないだDr. Tanが取り上げた赤ちゃんはママが中国人でパパがアメリカ人。ママがすっごく細い人だったけど、赤ちゃんが8lb(3.6kg)もあったそう。その人はもう子宮口が全開だったのにも関わらず5時間もプッシュしたけど全然産まれてこず、最後には赤ちゃんの頭にあのトイレのスッポンみたいなものを取り付けて吸引したそうです。。汗 5時間もお母さんは大変だっただろうなぁ。。><
私の時も、4cm子宮口が開いていて時間も経っているのに、そこから全くお産が進まないときは①人工的に破水させるか②促進剤を使ってお産を促進するとのこと。もしそれでも全くお産が進まないときは最後の手段として帝王切開をするそうです。でもDr. Tanも自然な経膣分娩が一番良いと思っているので、できれば帝王切開は避けれるなら避けたいよね〜って言ってました!

分娩時間に影響を及ぼす「4つのP」と言うのを教えてくれました♪以下の条件の組み合わせで、分娩にかかる時間というのは大きく左右されるそうです:

P:Passage:どれだけ子宮口が開いているか
P:Powers:陣痛の質、長さ、強さ
P:Passenger:最初に子宮に入ってくる赤ちゃんの身体のパーツ、赤ちゃんの体位、大きさなど
P:Psyche:分娩に対するお母さんの精神状態。不安、恐怖など

おもしろ〜い☆
次回は念のためにということで帝王切開の話を聞かせてくれるそうです:)

日曜日にダウンタウンにあるLa Fiamma Wood Fire Pizzaに行ってきました!
Dr. Tanがここのピザが美味しいよって教えてくれたのです。
Joelはローカルビールを頼んでました☆美味しかったそう♪

これ、ミートボールピッツァなのですが、めちゃくちゃ美味しかった♥:)Mambo Italianoという家の近くにあるレストランよりも美味しかったし(ここはパスタが美味しい♪)、Bellinghamにあるピザ屋さんでは一番美味しいと思います!トッピングの量がすごい多くて、色んな種類のものが乗っていて最高でした〜!
前にここのレストランに来たけど、パスタが値段の割に微妙でパニーニもまぁ普通って感じでした。だからもう二度と行かないだろうと思っていたんですが、ピザがこんなに美味しいなんて知らなかった〜。また来たいと思います!

Greenwayが真っ緑に♥夏はすぐそこ〜!!







5/04/2012

本当に可哀想な夫、Joelくん。。笑

また昨日の夜、突然アンハッピーになっちゃいました〜!!笑 

それまでは一日中めっちゃハッピー!!でJoelの後ろを付いて回ってニコニコしてたのに、ほんと妊婦って恐ろしいんです笑 どれだけ自分がJoelに迷惑をかけているか忘れないためにも日記として書いておきます。。

昨日の夜、Joelが「よし!今から家の中掃除するからね。Podcast(ネットとかでダウンロードできる、いわゆる録音されたラジオ番組)聞きながら集中してやるからね〜!」と言い出した。これはほんまいつもの光景なんやけど、私はJoelと色々喋りたかったのです。掃除なんかしてくれなくって良いから色々今日あったこととか話したかったのに、そこでまずガックリ。。イヤホンでPodcastを聞いているので話しかけても向こうには聞こえてないし、ますますイライラの雲行きが怪しくなる。。で、一旦掃除し始めたら、次は大好きなマウンテンバイクのクリーニングを始めたので、気付いたらもう夜遅くに。。

Joelと遊びたかったのに遊べなかったことでチョー不機嫌になりました笑 私は怒っても怒鳴ったりすることはなく、完全に無口になるタイプで、私がシーンとしていることに気付いたJoelが「ベイビー!どうしたの!?」って聞いてくれるけど、もうとっくに手遅れ状態。フンッと鼻を鳴らして「放っておいてちょーだい!」と床に転がっていじけていました。。もう妊婦の脳内には「夫=敵である」、という公式が成り立っているのです。

ふと棚を見るとJoelのおばあちゃんが送ってくれたJoelが3歳の誕生日を祝った誕生日パーティーの写真が目に入る。この写真、とっても可愛いのです♥横に飾ってあった魚のビニーベイビー(可愛い魚のぬいぐるみ)をおもむろに手に持ち、写真の中のかわいい3歳のJoelをぬいぐるみで攻撃する私笑 私がこんなしょーもなく大人気ないことをしていたのけど、これはホルモンのせいだと分かっているJoelは必死に私を笑わせようと付いて回ってなだめてくれました☆

で、2時間経っても機嫌が治らない私を見かねて、シャワーから出て来たJoelが「フルーツバスケット」を披露してくれたのです!!
これは私の大好きなJoelの芸のひとつで、真っ裸になって、おちんちんとタマタマを女の子みたいに股に挟み、前から見ると女の子みたいになるやつです笑 で、後ろから見るとフルーツバスケットみたいに見えるからそう言うらしい笑 Joelは小さい頃男友達と一緒によくこうやって遊んだんやって〜笑 
フルーツバスケットをしながら、部屋のライトを消して暗くなっている間にポーズを変え、次にライトが点くときはまた違うポーズでフルーツバスケットが見れるというすごいサービスぶり!!笑 笑いたかったけど、笑ったら負けだと思ったので毛布で顔を隠して笑いをこらえながら、でもしっかり両目を見開いてJoelのフルーツバスケットショーを見させてもらいました♥笑 あーほんまに面白かった♪♪

今日になってしょーもない事であんなにグランピーになって迷惑かけて申し訳なかったなぁと思い反省。。晩ご飯にJoelの大好きなチェダーチーズとひき肉がたっぷり入ったコロッケを作ってあげたら喜んでました♪
いつも逆切れすることなく辛抱強くめんどくさい私の面倒を看てくれているJoelに感謝!いつもありがと〜!!:)

今日の中身はチェダーチーズ!
まだコロッケのタネが残ってるから、明日は残ったカレーを入れてカレーコロッケにしよう〜☆
***おまけ***
最近出た長い散歩の道中!近所の白ちゃんに再会!!冬の間は外に出されてなかったのでほんと約一年ぶりくらいに再会〜♥
たんぽぽを摘んでブンブン振り回しならが「メェェェ〜〜!」って言ったらすぐ走って来てくれた♪

やっぱり毛が刈られている白ちゃん♪一番肝っ玉が座っていて呼ぶとまず最初に来てくれる白ちゃん。

タンポポを食す。
去年はすごい大好きやったタンポポは今年は興味ないそうです。。泣 
すぐペッて吐き出して「いらない〜!」って顔してました。。

この子は去年居なかったはず!新入りさん?この子は2番目に肝っ玉が据わっていた。


臆病さんたちは遠巻きに観察。。笑

Bellingham Bayが夕焼けに染まって綺麗でした♪

これつつじのはずなんやけどちょっと日本と違うよね!
花が小ぶりだし、こんな綺麗な色のつつじは日本でみたことないな〜!

近所の猫ちゃんと再会!「猫ちゃあああん!」と呼んだら家の裏から走って出て来てくれました♥
可愛すぎ♥♥






5/03/2012

一眼レフがやって来た♪♪

ずっと使っていたCanon KissX2が謎の故障でフォーカスできなくなり、やっとCanon KissX5が家にやってきました〜〜♥赤ちゃんが産まれる前に届いて良かった〜!

アメリカではまったく同じ商品なのにKissって名前で売られてないの知ってましたか?
日本やアジアは物にキュートさを追求するけど、アメリカではキュートさに需要はなく、イカツイ!!マッスル!!って感じの名前が好まれます。なのでこっちではKissではなくRebel(反逆者)って名前なんです笑 ぜんっぜん違う〜!
私は3年前にKissという名前が可愛かったのもあって買ったのに、今回は「反逆者」を購入するに至りました。。笑

車の名前もToyotaのVitz(ヴィッツ)はアメリカではYaris(ヤレス)とか、こっちに来ると全部ではないですが名前が変わっちゃうんですよね!
ちなみにJoelは日本に遊びに来たときに日本の自動車の名前で笑っていました。軽自動車のThat's(確かに変か。。)とかその他もろもろ。。他にも、マツダのラピュタ(スペイン語で尻軽女笑)、日産のパジェロ(スペイン語でマスターベーションしてる人笑)、日産のモコ(スペイン語で鼻くそ笑)という名前の事実、知ってましたか〜!?笑

車の色も、日本みたいに水色やピンク、綺麗な緑なんかの色はほとんどなく、ベーシックで地味な色しか走っていませんよね。Joelの同僚の女の人で20台後半の子がいるのですが、「一番可愛くない色が欲しかった」と言ってシルバーの車を最近購入してました!私ならポッピーで可愛い色が欲しいのになぁ〜☆お国が違えばほんと色んなことが違いますよね〜。