4/25/2014

続•アメリカの健康保険の謎

昨日一年に一回の健康診断に行ってきました!やっぱりアメリカのドクターやナースはすごくプロフェッショナルで質の高い治療を提供してくれるなーと再確認。ありがたいことです!

日本に帰ったときに行った産婦人科や小児科がひどすぎてびっくりしました。でも、私がずっとかかっている日本の皮膚科の先生はすごくきちんとしていてプロフェッショナル度もすごく高い。ってことはやっぱり、日本の病院がダメなんじゃなくて医者や雇っているナースの質によるんだろうけど、やっぱり日本は手軽に病院に行ける分、質の悪い病院がたくさんあるように感じます。逆にアメリカは医療サービスはすごく高いけど、厳しく長期間におよぶ学校やトレーニングを受けてきたため、専門性も高いく、粒ぞろいの素晴らしい先生やナースにたくさん会えます。

昨日、アメリカの健康保険についてまたちょっと新しい発見があった。。
絶対また忘れるのでここに書いておくことにしまーす!


コペイ(copay)の仕組み:
言葉のまま、「私が保険会社と一緒に負担して払う額」という認識でいた。でも、ちょっと違っていた。。
コペイは「予防学的」治療(健康診断、予防接種など)に関しては全く支払う必要がないらしい。つまり、予防接種を受けに行くとする。そしたらこっちはまったく何も支払う必要がなく、保険会社が全額支払ってくれる。
コペイが生じるのは、症状があって病院を受診した場合。つまり、「診断学的」治療。。風邪、妊娠などなどですね。

****

次に、私の入っているプラン(Aetna Open Choice)のbenefits & coverageですが、以下の通りらしい。毎回気になったときに保険会社に聞くのですが、毎回教えてもらったことを書き留めるのを忘れて、また数ヶ月後に同じ質問を聞くというループに陥ってます汗 保険会社からのメールはconfidentialとのことで、90日経つと中身が見れなくなるんですよね〜。
①健康診断:
一年に一回(12ヶ月毎)は100%保険がカバーしてくれて、私の実費はゼロ。

②婦人科検診:
一年に一回(カレンダーイヤー、つまり1/1〜12/31の間)、pap smearなどといった検査も100%保険がカバーしてくれるので、私の実費はゼロ。

③マンモグラフィー、乳がん検診:
年齢に関係なく、予防学的なスクリーニングという名目であれば、一年に何回でも100%保険がカバーしてくれて私の実費はゼロ。ここでの基準はカレンダーイヤーなので、つまり1/1~12/31までに一回行っておくの良い。

****

保険のニューイヤーが、カレンダーイヤーだったり、12ヶ月毎だったり、ややこしい。。!でも、予防医学がすべて無料で受けれるのはアメリカならではでいいですね〜!
ま、その分高い保険払ってるしな。。って今まで思ってたけど、日本の健康保険もみんな一家族につき年間35万くらいは払っているんですよね。うちはJoelの会社が健康保険の支払いをかなりの高額分負担してくれていてとてもありがたいです。Joelの保険は全額、会社が負担してくれていて、私とカイくんの分の保険の一部のみ、私たちが実質的に毎月払っています。今計算してみたら、家族三人で年間14万ちょい程度。月に直すと120ドルでした。これってすごく安いと思います。

ところが、年々医療費が値上がりしているため、必然的に健康保険のプランも値上がりしています。しかし、その打開策としてJoelの会社が打ち出したのが素晴らしいプランだったのだ〜。2年前から新しい保険プランになり、私たちの年間の上限負担金(out of pocket maximum)が少し増えたけれど、それを補填するために私たちに毎月給付金をくれています。そのお金は税金の全くかからない貯金口座(Health Saving Accountという)に毎月送金され、そこからすべて医療費は支払っているので、医療費に関しては自分たちの銀行口座はまったくノータッチというラッキーな感じです。しかも、2年前からなぜか歯科のプランも良くなった。うちらは家族全員健康なので、そんなに医療費も使わないので、残りは貯金として貯めています。
病気にかからないで健康でいるならば、日本で住むより医療費は安くついているのかもしれないな〜。Joelの職&会社にほんと感謝です!

どうでもいいけど、これを書いてる横で、カイくんが今必死に高野豆腐と納豆と卵とわかめのスープを食べている笑 日本食を喜んで食べてくれるので助かっています!高野豆腐をこんなに喜ぶなんて思ってもみなかった。。!