11/25/2023

なぜ日本人はRとLの音の違いを判別できないのか?

前回のポストでコーヒーメーカーのことを書いたが、それと追加でどうしても書きたかったことが!私は在米トータル15年になるのに今でも歯のフロス(floss)とミルクフロス,(froth) のスペルが怪しくなる!喋る時はスペリングをしっかり頭に浮かべて、正しく発音するように気をつけている。これは私個人が音声記憶よりも視覚記憶が能力的に強いというのが関わっているせいだとは思うが、スペリングを知っているというのは強みになる。

つまり、スペルがあらかじめ分かっていない単語となると、RなのかLなのか、AなのかUなのか、SなのかTHなのか全く分からない。たとえば、息子が解剖学に興味を持っていて、pericardium(心膜)のことを熱心に説明してくれたのだが、私は、「ぺ。。。ぺらかーでぃあむ?!何それ??」と混乱した。英語はmorphology(形態論、つまり言葉の意味)に関する知識があれば新しく出会う単語でも理解できる。簡単にいうと、日本人が漢字を見るだけでその言葉の意味が大体分かるのと一緒だと思う。

私は言語学には詳しくないが、英語では形態論が読み書きに大きく影響するのは自分の職業柄よく分かっている。アメリカでいう「国語」にあたる英語の授業も、もっと形態論や文法の構造に則った英語のカリキュラムに力を入れないと、読み書きが不自由な子どもたちが増えてしまうと思う。

英語はラテン語やアングロサクソン、ギリシャ語などから派生してできた言語である。形態論から言うと、「ペラカーディアム」という単語は聞くだけで、カーディ = Cardio(心臓)から来てると思われ、心臓系のことを言っているのはわかる。今調べると、peraはラテンで、per (through) + ad (to)がくっついた言葉らしい。ここで英語の形態論をある程度知っていれば、ペラカーディアムという言葉が「心臓を通って」というような意味合いであることがわかる。でもでも、日本人の私は、「ペラカーディアム」の「ら」がRなのかLなのかまず最初に聞いた時にわからない!つまり、形態論を知っていたとしても通用しない。RとLの音の違いが分からないのは普段からちょっと厄介だ。

ここからがブログのタイトルの答えになるのだが、とりあえずよく知られている通り、SとTH、RとLは日本人にとっては本当に難しい!もっと言えばAとUの違いを聞き取るのも難しい。Disclosure(self-advocacy、もしくは心理教育と言って良いかも)として私はいつも同僚に「日本人の赤ちゃんは生後一歳を過ぎると英語のRとLの発音の違いが分からなくなるんです。一歳前までにRとLの音を聞いて、脳内のニューロンがこの音の違いを聞き分けるパスウェイを作らないと、二度とこの音の違いを判別できなくなるんです。この言語の臨界期前に日本で生まれ育った私は、RとLの違いがわからないんで、間違えて発音することもスペルを間違えることもあると思うけど宜しくお願いします」と言っている。

ちなみにリサーチによると、日本の乳児(生後6〜8ヶ月)はRとLの音の違いを聞き分けられるのだ。一歳を過ぎる頃になると、この判別能力がどんどん落ちていく。バイリンガル育児はこの頃から始まっていると言っても過言ではない。ただ、私の経験からは小学校低~中学年くらいに日本からこちらに引っ越してきた子どもたちの発音は数年以上こちらで暮らしているうちにネイティブレベルになっているように思う。

英語の発音に関しては、日本人はものすごく自意識が高く「自分は発音が悪い」と自虐的に話しているのをよく耳にするが、ここで私は声を大にして言いたい。ネイティブの人と同じような発音で喋れないということは、つまり自分は母国語として他の言語を喋ることができる、という素晴らしい証なのだ。つまり、自分はバイリンガルということであり、誇りに思うべきことなのだ。もし自分の英語の発音をバカにするような人がいれば、「じゃあ、あなたは英語以外にどんな言語を喋れるんですか?きっと何ヶ国語も喋れるんでしょうね、ぜひ教えて下さい!」とにっこり聞いてあげれば良いと思う。私が今の職に就くにあたって、アラスカの歴史やアラスカ先住民の授業を二科目取らなければいけなかったのだが、その中の授業でアラスカ先住民の人が書いたこんな一文があった。「みんな私の英語にアクセントがあることを羨ましがる。なぜなら私が他の言語を操ることを知っているからだ」。

同僚であり友達でもある言語療法士とは発音、英語、日本語の話題などでよく盛り上がっている。同僚の皆さんはほぼ全員親切なので、私がRとL(他にも色々!)を聞き取れないことを話すと、「へー!そうなのね〜。人間の脳って面白いわね!いやいや、二カ国後喋れるなんてすごいわよ。私なんて英語だけよ!」と言ってくれ、英語の発音の間違いやスペルの間違いを揶揄されたことは一度もない。みんな気を遣ってくれているのか、間違いを指摘してくれないのはちょっと残念だけど。。遠慮を知らない夫からはいつも間違いを指摘される😆

 我が家の木こりボーイズ。木の外皮に宿って木を殺してしまう害虫、スプルースビートル、がいるのだが、この害虫に侵された木(所謂クリスマスツリー)を切り倒して薪にする。息子は斧やチェーンソー、重機など細部が細かく動くものが大好きで木こりが趣味になっている。


ブラックフライデー!コーヒーメーカーを新調する。

コーヒーメーカーも残念ながら壊れてしまったので、ずっと欲しかったネスプレッソ(あの有名なネスカフェが研究を重ねて作ったコーヒーメーカー)やセールになっていたので購入した。私は全く知らなかったのだが、ネスプレッソは日本やヨーロッパではもう随分前から愛飲されているらしい。アメリカでは大手のエスプレッソマシーン、Keurig、あとは普通のフィルターを使うコーヒーメーカーなどが家庭用や職場用のコーヒーとして愛飲されているような気がする。ちなみにネスプレッソはアメリカでは最近浸透してきたと思う。義妹は旅行が好きでしょっちゅうヨーロッパに行っているのだが、フランス(おそらくネスプレッソ発祥のスイスでも)ではネスプレッソが町中にあると言っていた。イタリア人はコーヒーの味にうるさいので、多分ネスプレッソは隣国より浸透していないのかなぁと勝手に思っている。ここら辺の情報を現地の人たちから教えて頂きたい!


私がネスプレッソのコーヒーを初めて飲んだのは、息子の歯科治療で小児歯科に行った時のこと。息子の歯医者さんはフレンドリーで話しやすく、きちんと治療も説明してくれる良い先生だ。先生のクリニックはびっくりするくらい大きく綺麗で、ゲームセンターのあるようなゲーム機やアイパッドな何台も待合室にある。アメリカの勤務医は日本と違って年収が数十万ドル(現在のレートでは日本円で4,000万以上?)とからしく、開業している先生はきっともっと儲かっているのだろうねと夫や友達と話していた。車で運転して3時間以内程度のところにはこの先生しか小児歯科がないので、予約を取るのも大変で先生の優しい性格もあって大繁盛している。話はずれたが、息子の手術を待っている間に待合室にネスプレッソが置いてあり、試しに飲んでみることにした。まずコーヒーメーカーの中にセットするカプセルがおしゃれでびっくりした。カプセルは綺麗にガラスの棚に並べられていて、まるで宝石屋で綺麗な宝石を眺めているような、もしくは高級チョコレート店でチョコレートを眺めているようなうっとりとした特別な気分になる。

DecoBros Crystal Tempered Glass Nespresso Vertuoline Storage Drawer Holder  for Capsules | Nespresso, Coffee capsule holder, Coffee pod storage

ネスプレッソのコーヒーは独自の方法で大量に空気を入れるので、抽出されたコーヒーの上にはフワッフワなクレマ(英語ではクリーム?)ができる。大量の空気を含むことで口当たりが良くなり、コーヒーの香りを閉じ込めるようになっているらしい。初めて飲んだ時、普通のコーヒーとは全く違う美味しさにびっくりした。すでに家にはコーヒーメーカーがあったので、これが壊れたらネスプレッソか本格的なエスプレッソマシーンが欲しいとずっと思っていた。ジョールはネスプレッソのコーヒーを飲んだことがなかったので、ずっとジョールにも飲んで欲しいなぁと思っていた。


近所のお店でブラックフライデーをやっていて、ネスプレッソの機械とミルクフロサーのセットが安くなっていた。早速興奮して買ってみて、自宅で飲んでみたらやっぱり最高に美味しかった!機械を購入するとカプセルが10ドル割引になる特典が付いてきたので、早速ネスプレッソのウェブサイトで美味しそうなカプセルを購入してみた。カプセルは無料でくれるリサイクル袋に入れて郵便に出せば、送料無料でリサイクルとして引き取ってくれる。





ブラックフライデー!食洗機を新調する。

 昨日はブラックフライデーだった。今年のブラックフライデーは、もう2年ほど調子の悪い、8年物のウィールプールの食洗機と、数年ほど使った後壊れてしまったコーヒーメーカーを買うことにした。


うちの食洗機には本当に辟易としていた。まずヒートパンプが壊れたようで、蛇口を捻って一番熱い温度でしか洗えない。色々な食洗モードがあるが、40分ほどでサイクルが終了するクイックウォッシュモードでしか度稼働しない。他のモードでは延々とリンスを繰り返したり、エラーで止まってしまう。しかもここ最近、稼働中に排水を流すパンプが食洗機から外れてしまい、床に排水が漏れた。クイックモードでは食器があまり綺麗にならないけれど、一応何とかなっているので我慢してきたが、もういい加減我慢の限界なのでHome Depot(アメリカの日曜大工店)に食洗機を買いに行くことにした。お店に行く前にネットで在庫を調べてみると、信頼性が高いと言われているBoshの食洗機は最近品薄状態で売っていなかった。Yale ApplianceというWebサイトがあり、ここにはこの会社が年間でどのブランドをどれだけ売って、どのモデルの電化製品の修理を行なったかを細かくレビューしてくれている。食洗機のブランドで言うとLGが今年はトップに上がっており、修理が少ないよう。でも、サムソンの電化製品で散々嫌な思いをしたので、韓国製は買いたくない。LGは2016-2017年には修理数が全体の食洗機の19%にまで上がっているのだが(この事実が怖いのは私だけ!?😱)、2020-2021年は1.7%と激減していて、会社を挙げて食洗機の信頼性を改善したみたい。でも、やっぱりLGは買いたくない。Boshはどこも在庫がないので、4位に上がっているキッチンエイドの中でも信頼性が高い二つのモデルに絞ることにした。一つのモデルはHome Depotに在庫がなく、もう一つのモデルは誰かがカスタムオーダーしたのだが引き取りに来なかったそうで、ブラックフライデーもあってかかなりの割引で購入することができた。

早速我が家のハンディマンであるジョールが食洗機を取り付けてくれて、新しい食洗機を使ってみた!サイクルが終わった後、食洗機を開けると久しぶりに触る、熱々の食器。綺麗に洗われていて、食べ物の残りかすが付いていない!食洗機って食器を食器棚に戻すのが一番苦痛な作業だと思うのだが、今回はジョールと二人でワクワク盛り上がりながらピカピカに洗い上げられた食器を棚に戻した。きっとこんなにワクワクしながら食洗機を開けることは二度とないはず!

私は昔からなぜナイフやフォークを食洗機の中で縦に並べて洗うのだろうと思っていた。この方法だと効率が悪い。なぜ横に並べて洗わないのだろう、そうじゃないとこびりついた食べ物のかすが綺麗に洗い流せないのにとずっと思っていた。すると、どうやら数年前からMieleというハイエンド食洗機のブランドが横並びのやり方で、ナイフやフォークを洗えるラックを考案し特許を取ったらしい。その特許がちょうど切れたので、今どこのブランドも真似をしてナイフやフォークを一番上に当たる3段目のラックで横並びにするスタイルが流行っている。この機能は絶対に外せないと思っていたので、今回買ったキッチンエイドもモデルにも3段目に横並びラックが付いている。↓私的には右側だけでなく、全ラックがナイフとフォーク用になっていたものが良かったのだけれど、うちの食洗機の左側はこんな感じでコップ用のラックになっている。ラックのすぐ下に洗浄パンプが取り付けられていて、360度クルクルと洗浄水をかけるらしい。なのでこんな角度でコップを並べても綺麗に洗ってくれる。うちにあるコップはここに斜めに並べるとコロコロ転がるので、この部分にはレードル、タング、大きなスプーン、しゃもじとかを並べることになりそう。


古い食洗機を引っ張り出す。愛猫のリンクスは興味津々!

新しい食洗機!!指紋がつかない加工(ブラックステンレススティール、プリントシールドというらしい)になっていて汚れが目立たないのは良い。

これからも電化製品がどんどん壊れていくのかなぁと思うとゾッとするけれど、家を持つということは当然こういった出費や責任が伴ってくる。辛抱強く、そして現代のテクノロジーに感謝しながら、今ある電化製品を大切に使っていきます!


11/19/2023

Nordic Ice Skating ノルディックアイススケート

ジョールに新しくできた友達がいて、この友達がとっても変わった経歴の持ち主だ。この友達はアメリカ空軍の特殊部隊にずっと所属していて最近退職した。趣味で富士山よりも高い山の上にヘリコプターから飛び降りて、山の頂上からスキーで滑り降りるなんてことをしている。ノロい私には全く考えられない世界に住んでいるなぁとこの友達の趣味の話を色々聞いていると思う。退職に向けて動いている間も山岳、海難救助などに携わっていて、サンフランシスコに住んでいる超お金持ち相手に、僻地でのサバイバルハンティングコースなども企画していた。

この友達の友達がまたみんな面白い経歴の持ち主なのだが、とりあえずこの友達の友達からノルディックアイススケートのことを知った。ノルディックアイススケートは、普通のアイススケートと似ているのだが、いわゆるオフトラック、アイススケートのこと。つまり、整備されたアイススケートリンクで滑るのではなく、野外にある凍った沼、湖、川など自然の氷の上を滑るスケートのこと。自然の中にある氷となると、氷から草が突き抜けていたり、表面がぼこぼこだったり、雪が積もっていたりする。普通のフィギュアスケートのブレードではうまく滑れない。なぜかというと、フィギュアスケートブレードの前部分はボコボコしていて、この部分でブレーキをかける。このボコボコしたブレーキが草に当たったり盛り上がった氷に当たったりすると、衝撃で転んでしまったり前に進めなかったりする。ノルディックスケートのブレードはこのブレーキ部分がなく、代わりに上を向いたスムーズなブレードになっている。そして、ノルディックスケートのブレードは長い。なので、ぼこぼこした表面や雪の積もった氷の上でも比較的安定して滑ることができる。

ノルディックスケートを選ぶとき、色々ネットを見たけれど、英語での情報がすごく少ないことに気付いた。ヨーロッパでは人気のアウトドアスポーツなのだが、アメリカではまだほとんど無名状態。私の友達も一緒にノルディックスケートをしたい!ということで友達のスケートブレードのことも調べ、その過程で色々学んだのでここに記録に残しておく。情報が色んなWebページに拡散していて、情報収集にものすごく時間がかかったので、ここでまとめておくことにする。

ノルディックアイススケートの魅力については、この動画がとっても上手に伝えていると思う!

ノルディックアイススケートの長所

  • すでにクロスカントリー、スケートスキーを持っていて、スケートスキー用のブーツを持っている人は、このブーツをスケート用に使うことができる。つまり、新しくノルディックスケート用のブーツを買う必要がない。
  • 自然の中でアイススケートができる。もちろん屋内のアイススケートリンクでもスケートができる。
ノルディックアイススケートの必要なもの
  • 1)ノルディックアイススケート用のブレード、2)クロスカントリースケートスキー用のブーツ、そして3)ブレードの上にマウントするバインディングが必要。
  • ノルディックアイススケート用のブレード:調べたところ、メーカー別に品質・耐久性を並べてみると、こんな感じ。Isvidda<Lundhags<Zandstra<Ermine Skate(ただ、Ermineは重いのが難点)。結局私と息子、友達のスケートはオランダにあるネットショップで購入した。今ドル高のせいもあってか、アメリカで購入するよりもかなり安く購入できた。関税にドキドキしたのだが、調べてみると800ドル以下の商品は関税がかからないらしい。オランダからの発送だったが、数日で自宅に届いてびっくりした。Zandstraはサイズチャートがネットにちゃんと記載されておらず、自分のブーツに合うブレードの長さを探すのに苦労した。以下のチャートがZandstraのオフィシャルサイズーチャートになる。このユーロサイズが男性用なのか女性用なのか不明で、ネットショップに相談したが、「これはユニセックスサイズです」と言われ、ますますそれって答えになってないやんー!と思いながら、なんとかオーダーした。私はユーロサイズでブーツが40なので、43cmのブレードをオーダー。ブレードは、長距離をアイススケートで移動する場合は安定感が必要なので長めのブレードをオーダーする人もいる。もっとクルッとターンしたりしたい場合は(ちなみにノルディックスケートはブレードが長くブレーキがないので、フィギュアスケートのように華麗にターンすることはできない)、短めもしくは自分のブーツにぴったり合ったブレードが良いそう。

  • ブレードにマウントするバインディング
    • 注意したいのは、アメリカで比較的簡単に購入できるLunghadsのブレードは、マウンティングできるバインディングが限られてくる。バインディングをマウントするために穴があらかじめ開けられているのだが、この穴に取り付けられるバインディングが限られている。なので、バインディングによれば自分でドリルで穴を開けないといけない。しかも、マウントするときのボルトやナットなどがブレードに付属してこないので、自分で購入しないといけない。どのバインディングにどのボルトやナットが必要なのか、ネットで調べても情報が出てこない。
    • 私は失敗して穴を開けてしまった時のことや、誤ってボルトやナットをオーダーするリスクも考えて、結局Zandstraのスケートブレードを購入した。私と息子の持っているスケートブーツに合うバインディングもすでに取り付けられていて、これなら絶対に失敗しないと思ったので。ちなみに、ZandstraのNordic Ice Skateはどのバインディングでもマウントできるし、マウンティングに必要なハードウェアがブレードに付いてくる。
    • バインディングを探すときに注意したいのは、できるだけクロスカントリースキー、スケート用(クラシック用ではなく)のバインディングを選ぶことが大切らしい。ただ、調べてみると、スケート用とクラシック用のバインディングの違いは、単にバネの部分が硬い(スケート)か、柔らかい(クラッシック)だけらしい。そこまで大きいな違いはないので、どうしても自分のブーツに合うスケート用のバインディングが安価に見つからない場合は、レクリエーションで使うだけならばクラシック用でも問題はないと思う。私の友達はSNSパイロットという古いタイプのスケートブーツを持っていて、このタイプのスケートスキー用バインディングを安価に探すのに結構苦労した。

  • クロスカントリー、スケートスキー用のブーツ。クラシックスキーのブーツはくるぶしあたりのサポートがないので、お勧めではない。
  • ブレードを研ぐ砥石:毎回滑り終わったらブレードを研ぐ必要がある。
  • 安全面で必要なもの:

 水に浮くタイプのロープ:一緒に滑っている人が氷を突き破って水の中に落ちてしまった場合、ロープを投げる。

 アイスピック:自分が水の中に落ちてしまった場合、このピックを使って水の中から這い上がる。


アイススクリュー:万が一、一緒に滑っている人が水の中に落ちてしまった場合、必要あらばアイススクリューを氷に差し込んで、ロープを固定する。

アイスパイク:氷の厚さは4インチ以上ないと安全に滑ることができない。自然の中でできた氷は透明でないことも多く、雪が積もっていて厚さを目視できないことが多い。調べたところ、安全に氷の厚さを確認できるのはアイスパイクしかないとのことで、フィンランドにあるネットショップでしかアイスパイクが売っていなかったので、そこでアイスパイクを購入した。アイスパイクの長さは基本的に自分の身長マイナス30センチがおすすめらしい。自分のサイズがちょうどアイスパイクの長さの真ん中辺りである場合、私はサイズアップをお勧めする。クラシックスキーをする場合、ちょっと高いくらいが私の場合はスキーがしやすいと思ってるので。

無事に届いたスケートに早速スケートスキーブーツを付けてみた!