昨日はブラックフライデーだった。今年のブラックフライデーは、もう2年ほど調子の悪い、8年物のウィールプールの食洗機と、数年ほど使った後壊れてしまったコーヒーメーカーを買うことにした。
うちの食洗機には本当に辟易としていた。まずヒートパンプが壊れたようで、蛇口を捻って一番熱い温度でしか洗えない。色々な食洗モードがあるが、40分ほどでサイクルが終了するクイックウォッシュモードでしか度稼働しない。他のモードでは延々とリンスを繰り返したり、エラーで止まってしまう。しかもここ最近、稼働中に排水を流すパンプが食洗機から外れてしまい、床に排水が漏れた。クイックモードでは食器があまり綺麗にならないけれど、一応何とかなっているので我慢してきたが、もういい加減我慢の限界なのでHome Depot(アメリカの日曜大工店)に食洗機を買いに行くことにした。お店に行く前にネットで在庫を調べてみると、信頼性が高いと言われているBoshの食洗機は最近品薄状態で売っていなかった。Yale ApplianceというWebサイトがあり、ここにはこの会社が年間でどのブランドをどれだけ売って、どのモデルの電化製品の修理を行なったかを細かくレビューしてくれている。食洗機のブランドで言うとLGが今年はトップに上がっており、修理が少ないよう。でも、サムソンの電化製品で散々嫌な思いをしたので、韓国製は買いたくない。LGは2016-2017年には修理数が全体の食洗機の19%にまで上がっているのだが(この事実が怖いのは私だけ!?😱)、2020-2021年は1.7%と激減していて、会社を挙げて食洗機の信頼性を改善したみたい。でも、やっぱりLGは買いたくない。Boshはどこも在庫がないので、4位に上がっているキッチンエイドの中でも信頼性が高い二つのモデルに絞ることにした。一つのモデルはHome Depotに在庫がなく、もう一つのモデルは誰かがカスタムオーダーしたのだが引き取りに来なかったそうで、ブラックフライデーもあってかかなりの割引で購入することができた。
早速我が家のハンディマンであるジョールが食洗機を取り付けてくれて、新しい食洗機を使ってみた!サイクルが終わった後、食洗機を開けると久しぶりに触る、熱々の食器。綺麗に洗われていて、食べ物の残りかすが付いていない!食洗機って食器を食器棚に戻すのが一番苦痛な作業だと思うのだが、今回はジョールと二人でワクワク盛り上がりながらピカピカに洗い上げられた食器を棚に戻した。きっとこんなにワクワクしながら食洗機を開けることは二度とないはず!
私は昔からなぜナイフやフォークを食洗機の中で縦に並べて洗うのだろうと思っていた。この方法だと効率が悪い。なぜ横に並べて洗わないのだろう、そうじゃないとこびりついた食べ物のかすが綺麗に洗い流せないのにとずっと思っていた。すると、どうやら数年前からMieleというハイエンド食洗機のブランドが横並びのやり方で、ナイフやフォークを洗えるラックを考案し特許を取ったらしい。その特許がちょうど切れたので、今どこのブランドも真似をしてナイフやフォークを一番上に当たる3段目のラックで横並びにするスタイルが流行っている。この機能は絶対に外せないと思っていたので、今回買ったキッチンエイドもモデルにも3段目に横並びラックが付いている。↓私的には右側だけでなく、全ラックがナイフとフォーク用になっていたものが良かったのだけれど、うちの食洗機の左側はこんな感じでコップ用のラックになっている。ラックのすぐ下に洗浄パンプが取り付けられていて、360度クルクルと洗浄水をかけるらしい。なのでこんな角度でコップを並べても綺麗に洗ってくれる。うちにあるコップはここに斜めに並べるとコロコロ転がるので、この部分にはレードル、タング、大きなスプーン、しゃもじとかを並べることになりそう。
古い食洗機を引っ張り出す。愛猫のリンクスは興味津々! |
新しい食洗機!!指紋がつかない加工(ブラックステンレススティール、プリントシールドというらしい)になっていて汚れが目立たないのは良い。 |
これからも電化製品がどんどん壊れていくのかなぁと思うとゾッとするけれど、家を持つということは当然こういった出費や責任が伴ってくる。辛抱強く、そして現代のテクノロジーに感謝しながら、今ある電化製品を大切に使っていきます!