コーヒーメーカーも残念ながら壊れてしまったので、ずっと欲しかったネスプレッソ(あの有名なネスカフェが研究を重ねて作ったコーヒーメーカー)やセールになっていたので購入した。私は全く知らなかったのだが、ネスプレッソは日本やヨーロッパではもう随分前から愛飲されているらしい。アメリカでは大手のエスプレッソマシーン、Keurig、あとは普通のフィルターを使うコーヒーメーカーなどが家庭用や職場用のコーヒーとして愛飲されているような気がする。ちなみにネスプレッソはアメリカでは最近浸透してきたと思う。義妹は旅行が好きでしょっちゅうヨーロッパに行っているのだが、フランス(おそらくネスプレッソ発祥のスイスでも)ではネスプレッソが町中にあると言っていた。イタリア人はコーヒーの味にうるさいので、多分ネスプレッソは隣国より浸透していないのかなぁと勝手に思っている。ここら辺の情報を現地の人たちから教えて頂きたい!
私がネスプレッソのコーヒーを初めて飲んだのは、息子の歯科治療で小児歯科に行った時のこと。息子の歯医者さんはフレンドリーで話しやすく、きちんと治療も説明してくれる良い先生だ。先生のクリニックはびっくりするくらい大きく綺麗で、ゲームセンターのあるようなゲーム機やアイパッドな何台も待合室にある。アメリカの勤務医は日本と違って年収が数十万ドル(現在のレートでは日本円で4,000万以上?)とからしく、開業している先生はきっともっと儲かっているのだろうねと夫や友達と話していた。車で運転して3時間以内程度のところにはこの先生しか小児歯科がないので、予約を取るのも大変で先生の優しい性格もあって大繁盛している。話はずれたが、息子の手術を待っている間に待合室にネスプレッソが置いてあり、試しに飲んでみることにした。まずコーヒーメーカーの中にセットするカプセルがおしゃれでびっくりした。カプセルは綺麗にガラスの棚に並べられていて、まるで宝石屋で綺麗な宝石を眺めているような、もしくは高級チョコレート店でチョコレートを眺めているようなうっとりとした特別な気分になる。
ネスプレッソのコーヒーは独自の方法で大量に空気を入れるので、抽出されたコーヒーの上にはフワッフワなクレマ(英語ではクリーム?)ができる。大量の空気を含むことで口当たりが良くなり、コーヒーの香りを閉じ込めるようになっているらしい。初めて飲んだ時、普通のコーヒーとは全く違う美味しさにびっくりした。すでに家にはコーヒーメーカーがあったので、これが壊れたらネスプレッソか本格的なエスプレッソマシーンが欲しいとずっと思っていた。ジョールはネスプレッソのコーヒーを飲んだことがなかったので、ずっとジョールにも飲んで欲しいなぁと思っていた。
近所のお店でブラックフライデーをやっていて、ネスプレッソの機械とミルクフロサーのセットが安くなっていた。早速興奮して買ってみて、自宅で飲んでみたらやっぱり最高に美味しかった!機械を購入するとカプセルが10ドル割引になる特典が付いてきたので、早速ネスプレッソのウェブサイトで美味しそうなカプセルを購入してみた。カプセルは無料でくれるリサイクル袋に入れて郵便に出せば、送料無料でリサイクルとして引き取ってくれる。