3/10/2011

地震→結婚→新生活の手続き。。。

2011年3月11日、大地震が起こりました。。。
毎日パソコンでニュースを読んで、本当に心が苦しくなります。。。

地震が起こったとき、何も知らずのほほんとしていました。私とJoelが布団に入ってさぁ寝ようと言っていた丁度そのとき、Joelのご両親から電話があり、「東京の近くでM8.9の大地震(その後M9.0に修正されましたが。。。)が起こって、火が出たり津波がひどくて大変なことになってるよ!久美の家族は大丈夫!?」とのことでした。。。情報が混乱していて正確ではなかったけど、Joelと寝床でiphoneから津波の動画などをチェックしている限り、本当にひどい状況であることが分かりました。。。

あれから毎日ニュースをチェックしているけれど、アメリカで見られる映像よりも、日本で報道されている内容のほうが遥かに深刻なようです。
本当に、本当に多くの人が助かることができれば良いのにと思っています。。;―;

こんな時ですが、地震の一週間後に結婚したので早く色んな手続きを初めなければいけません!
地震が起こる前に色々結婚後の手続きに関してリサーチしていたので、その内容を事前にまとめたものを載せておきます↓↓↓


*****


K-1 visaでアメリカに入国したら、90日以内に結婚しなければいけません。

私たちは3月18日に結婚することになったので、またまた書類作業の始まりです!
色々と手続きがあって、ややこしくなってきたのでここに記して頭の整理をしたいと思います☆

入国後の手続き:

①marriage certificateの申請、入手:
これは以前のトピックで述べた通りです。

②commissionerの元でweddingを行う:
commissionerとは、法的なweddingを挙げることのできる人のことです。
weddingにも色々あり、civil wedding(入籍だけのシンプルなもので大体5分くらいで終わる。私たちの場合、費用は$75でした)やreligious wedding(文字のまま、宗教的な意味合いのある、協会などで行う式など。値段はcivil marriageよりもかなり上がるみたいです)などがあります。海の上で船長にcommissionerとなってもらいweddingをすることもできるみたいです。私たちは無神論者だし、コテコテとしたウェディングは好みじゃないので、アッサリとcivil weddingをすることにしていました。ちなみに、commissionerには事前に連絡し、予約を入れておかなければいけません。

また、WAの法律ではweddingを行う際に、witnessとして立会人を入れなければいけません。たいていは家族や友人が立ち会います。注意しなければいけないのが、civil weddingは裁判所で行うのですが、私たちの郡の裁判所は4時半に閉まります。そして、アメリカのお役所ですから平日しか開いていません。。。こんなんでwitnessには仕事を休んで来てもらわなあかんし、記念日とか大安の日とか、自分たちの好きな日に結婚するのなんて無理やんか!とかなり不便さを感じました。。。!(`ε´)
私はほんまは3月3日のひな祭りの日が大安だったので、その日に結婚したかったのですが、友人に仕事休んで来てもらうのとか大変やし、諦めてSt. Patrick's Dayの直後の、大安でもない、何の思い入れもない日に入籍することに。日本は結婚の届け出は年中夜中でも開いてると聞いたけど、本当に便利で良いよなぁ〜。

weddingを挙げた後、marriage certificateの原本の公式なコピーを3通もらおうと思っています(2通はGC申請用、1通はDMVでドライバーズライセンスの氏名変更、 SSオフィスで氏名の変更、銀行口座開設、パスポートの氏名欄に結婚後の姓をカッコ書きで併記してもらうために持って行きます。DMV、SSオフィス、銀行、領事館でのパスポートの変更手続きでは、原本を見せると返してくれるそうなので、何通も取り寄せる必要はないみたいです)。後日入手しようとすると、入手までにすごく時間がかかるそうです。
追記】私たちがmarriage certificateのコピーを入手した時は、一枚につき$3の手数料を支払い、その場でコピーをもらうことができました。

③GCの申請を開始!結婚後3ヶ月以内に申請を始めなければいけません。

④在シアトル日本国総領事館に結婚届を提出。原則的には、結婚後3ヶ月以内に行わなければいけません。郵送でも可能です。ちなみに、来館して手続きする場合、最低でも30分程度時間がかかるらしく、昼休みと閉館前の1時間前には必ず到着するようにと言われました。在シアトルに本領事館のビジネスアワーは@9:00-11:30、@1:00-16:30とのことです。必要な書類は各領事館で異なるようです。シアトルの場合は以下の通りです:

1.婚姻届2通:領事館にあり。
2.marriage certificateのcertified copyを2通(うち1通は両面コピーでも可)。
3.marriage certificateの和訳を2通。翻訳者の名前を記載すること(翻訳は申請者本人でも可)。
4.戸籍抄本もしくは謄本2通。
5.Joelのbirth certificateの原本1通(電話で聞いた所、この代わりにJoelのUSパスポートを持参しても良いようです)。
6.5.の和訳を2通。翻訳書の名前を記載すること(翻訳は申請者本人でも可)。

日本の戸籍上も外国人姓に変更する場合、この時に手続きを行えば便利だと思います。私は戸籍上の名前を変更しようかどうかまだ迷っています。。変えたいのは山々やけど、その後の日本での様々な名義変更(郵便局、銀行の名義変更など)が本人でないと出来ないものが多くて大変みたいなので。。うーーん!

⑤婚姻届を領事館に提出する際、ついでにパスポートの氏名に関わる変更を行います。ちなみに、日本の法律では日本のパスポートは郵送できないという規則があるらしく、氏名に関わる変更を行いたいときは、最低でも2度(①申請、②受け取り)、領事館へ足を運ばないといけません。氏名に関わる変更に関しては、以下の選択があります:

A)【非ヘボン式氏名表記】
戸籍上の名前を変更した場合、そして、ヘボン式ローマ字ではなく(例えば、Smithの場合、"SUMISU")、外国式の綴りで姓を表記したい場合(Smithの場合、"SMITH")の必要書類:
1.外国姓の綴りが確認できる、アメリカ政府が発給した公的文書(marriage certificateなど)の原本。
2.6ヶ月以内に発行された戸籍抄本もしくは謄本を1通。●注意!●この戸籍抄本or 謄本は、戸籍上の名前が変更されてからのものとなります。なので本籍地を変えないようにし(こうすると家族が代理になって私の戸籍抄本or謄本を市役所から取り寄せられるの便利だそうです)、日本の家族に新しい戸籍抄本or謄本を送ってもらう必要があります。


B)【別名併記】
戸籍上の名前を変更しておらず、私の姓の横に、カッコ書きでJoelのラストネームが併記されるという場合の必要書類:














.外国姓の綴りが確認できる、アメリカ政府が発給した公的文書(marriage certificateなど)の原本。
2.6ヶ月以内に発行された戸籍抄本もしくは謄本を1通。


⑥SSオフィスに行き、氏名の変更を行う!
私は留学時代にSSNを取得していましたが、結婚に伴い姓が変わるので、氏名変更に行きます。DMVに行って様々な変更、申請などをする場合、必ずSS#が必要になります。なのでDMVに行く前にSSNの名前も変更しておかないといけません。
ちなみに、私の様なSSカードの氏名変更をする場合、新しいカードが届くまで約2週間かかるようです。
あと、ネットで得た情報では、
○結婚後すぐ&GC申請前→marriage certificateのみで氏名変更が可能。
○いったんGCを申請してしまう→GCが手元に届くまでSSカードの氏名変更は出来ない
何て不便な。。。!SSNはDMVでの変更および申請に密接に関係しているので、SSNの処理が完全に済まないと結婚後の名前が表記されたドライバーズライセンスが取れないのです。。。


【追記】
私がSSオフィスに行ったとき、マイケルジョーダンのバスケユニフォームを来たお兄ちゃんが担当してくれました笑 「政府関係のオフィスでバスケユニフォーム着るってどんだけよ。さすがアメリカやな〜!」って思ったけど、Joelもびっくりしていたし、「あれはアメリカでもやりすぎだよー」と言っていました笑 



ところで。。そこでお兄ちゃんに言われたことは:
○「私はフィアンセビザで来ていて、既に入国しているので、このビザは無効である。すなわち、このビザを証明書として姓の変更は出来ない。GCが届くまで待ちなさい」。私は「そんなことない、他の人はみんな出来ている」と話しました。すると、今度は突然「姓の変更自体は出来るけど、新しい姓が入ったSSカードはGCが出来上がるまで発行できない」とのこと。「そんなはずない。みんな発行されている」と訴え、何度か反論するもお兄ちゃんからはダメの一点張り。一体何やねん〜!とりあえず、姓は変え、新しい名前の入ったSSカードはしばし待つことに。。。ま、SSカード自体は人に見せるものではないので、GCが届くまで無くても支障はないと思い諦めました。


姓を変更することさえも本当に何度も渋られました。。。だって今ここで変更しないと、ドライバーズライセンスの名前やその他のIDの名前もまた変えなきゃいけないことになる。。。ただでさえアメリカのお役所仕事は適当なのに、ここでこれ以上ステップを増やすわけにはいかない!と粘りました。。。ほんと、担当者によって対応が様々で困ったものです。。

⑥DMVに行く!
私のケースは少しだけ特殊だったので、直接DMVにメールして確かめてみました。私は日本で運転免許があり、NYのlearner permitだけですが持っています。knowledge testから受けなければいけないのか、driving testだけ受けなければいけないのか、それともこういったものがいらないのかどうか。。。まったく分からなかったのです。結果、ワシントン州では、海外の免許ではカナダとドイツしかtransferすることができず、日本の免許やNYのpermitなどは全く考慮されないことが分かり。。。すべて最初から取り直す必要があるとのことでした。。ガーーン!めっちゃ面倒臭い。。。でも、確かに規則は日本と違っていることも多く(スクールバスへの対処の仕方など)、安全に運転するためには最初から勉強するのは大切だなと最近痛感しています。ところで、左ハンドルに慣れることが出来ず、しょっ中ワイパーと指示機を間違って出してしまいます。。先が思いやられる。。。























⑦銀行に行き、私の名前を銀行口座に追加してもらう!あと、私のデビットカードおよびクレジットカードも作ってもらいます☆
提示しなければいけなかったIDや書類:ID2つ(私はパスポートとNYのパーミットを提示。最悪の場合、IDは1つでもいけそうな感じでした)、marriage certificate、SSNを申告(別にいらないみたい)。


私の結婚後の姓が示されたIDが手元に無い状態で銀行に行ったのですが、marriage certificateがあれば大丈夫よと担当してくれた優しいフィリピン人のお姉さんがおっしゃってくれました。ちなみに、原本でもコピーでも可で、すぐに返してくれます。フィリピン人のお姉さんに、
私:「昨日夫と一緒にフィリピンのソーセージを食べて、二人でこれ美味しすぎる!!って絶賛してたんです。うちらそのソーセージが大好きでよく食べるんです。ね〜」
Joel:「うん、僕はハワイに住んでた頃、周りにたくさんフィリピン人がいたから、色々フィリピン料理を教えてもらって。。アドボとか、バナナルンピアとか、フィリピン料理が大好きで今でも良く作ってるんです」
って話したら、それまで静かだったお姉さんが喜んで大盛り上がり笑。食べ物の話で話が弾み、楽しい時間を過ごしました☆