今、ふたつの学区へスクールサイコロジストのインターンとして応募している。ふたつともお給料がちゃんと出るので、アメリカに引っ越して約5年経って、やっと経済的にちょっと自立できることになる。素直にすごく嬉しい!!
でも、一個は運良く採用されても、多分そこの学区でインターンはしないと思う。滑り止め&もしものときのためのバックアッププランで受けたのだ。
もう一つは本命中の本命で、ここは受かったらすごく嬉しい!落ちても、無給でいいからインターンさせてもらえるように頼もうと思っている。
1個目の本命でないところは、申し込んですぐに面接してくれた。二週間後には採用の合否を出すからと言われた。でも、もう多分三週間以上経っている。。笑 何の返事もこないけど、まぁ向こうに色々事情があるんだろうと思ってじっと待つことにした。本命の所だったら、メールですでに問い合わせているけど、滑り止め的な感じなので私ものほほんとしている。
本命のところは、書類を全部揃えて提出したけど、何の音沙汰もない。。😭 1月中には結果を出しますからって言ってたけど、身元照会の欄に名前を書かせてもらった教授やスーパバイザーに聞いても、「うちんとこにはまだ何の連絡も来てないよ〜」とのこと。。候補から完全に外れているのか。。!?でも、今現場がすごく忙しいんだろうなって思っていた。
そしたら!今日突然電話があり、「まだこっちに引っ越してくる予定?まだ興味ある?だったら実は来年は3人インターンを取ることに決まったんだよねー。今インターンの子が、来年もうちの学区で働くって言ってるから、二人募集することにしたんだ。ネットに募集を出してあるから、もしまだ興味あるなら、今週末にでもすぐにそこから応募してくれる?」って言われたー!
ちょっとちょっと、私あなたのとこが本命なんですよ!ってか、もう正式にアプリケーションパケットを出して一ヶ月以上経つんですけどー😭
ってことで、急いで今朝から恐ろしいほどの量のアプリケーションをファイリングしたー!もうめちゃ時間かかった。。学部時代に取った単位数とか。。知らんー!私が24、23歳くらいのときの職場の上司の名前や連絡先とかも書かなきゃいけなくて、そんな昔の職場の上司となんて連絡なんて取ってないし、みんな今じゃ他の病院とかで働いてるみたいやし、メールアドレスはネットに載ってないし。。って感じですべての情報を埋めるまでが大変やった。。
うちの教授二人とスーパバイザーにも、私には絶対に開示されないという、学区からのチョッピリ怖い調査に答えてもらわねばならず、その質問を教授たちにすぐに送った。もちろん、調査項目は私は見れず、ただインビテーションを送る感じだった。生まれてこの方、何も悪いことはしてないので怖がる必要もないけど、教授が本音で答えるとなるとちょっとこわーい!
「すいませんが学区の人事部が早く処理したいみたいなんで、今週中に今から送る調査に答えて頂けると嬉しいです」とメールしたら、本当にありがたいことに、みんなすぐに返事してくれた。。☺️日本の大学院の教授もアメリカの先生たちの態度を見習えと私は声を大にして言いたい。日本の大学にも良い先生はいたけれど、偉そうで大学生をこきつかうような人ばっかりだった。自分が楽したいばっかりで生徒のことなんてまったく思っていない💢その点私の今の大学院の先生たちは本当に良い先生たちばっかりだー!❤️
その後、質問項目に答えてくれた先生たちから、「うわー本当におめでとう!!良かったね!!」っていう返事が立て続けにきた。。「え?どういうこと?」としばらく考えていたら、私が急いで送ったメールの内容が、いかにも学区の人事部が私に興味津々ですぐにでもアプリケーションを!!って言ってるような内容になっていた。。笑 いえ、もう私が応募したことも向こうはあと少しで忘れてたっぽいんでーす。。汗 これで落ちたら恥ずかしすぎる。。😅でも、落ちたとしても私はめげないぞ〜!!
ところで、スクールサイコロジストは、州によるっちゃぁよるけど、万年どこもが欠員状態で今本当にホットな職種なのだ。U.S. News and World Reportのサイトで、「今一番アツい教育&福祉職」みたいなのでしばらくずっと第1位だった。とくにアラスカはスクールサイコロジストを確保することが難しい地域なので、「確保困難な職種」に当てはまり、職が決まるだけでまずアサインメントボーナスが出る。
インターンとして雇われたら、本人が残りたいのならその後フルタイムの正社員で働かせてもらえることがほとんど。だから、インターン=正規雇用への道なのだ。だから、私も今、頑張ろうと思っている!でも、どこでも万年欠員状態だからこそ、別にインターンが無給であっても、ずっと働きたい場所でインターンが決まらなくても、その後どこででも働けるので、そこまでプレッシャーがないのも良い所だと思う。
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私が初めてまともにこっちで就職活動を始めたのが2013年くらいだったと思う。海くんに手がかかり、毎日結構辛かった。家でいるより働いたほうがいいのかもしれないと思い始めた頃だった。どちみち、海くんが生まれる前から、子供が一歳になったら働きたいと思っていた。
その頃は、私が日本で取った臨床心理士の免許じゃアメリカの医療&教育の分野ではどこにも応募できないこともあまり分かってなかった。うちの学区でサイコロジスト系の募集がないか見たときに、初めて「スクールサイコロジスト」という職を身近に目にした。その時は、本当に何も分かっておらず、「あ、これやったら私でもなれるんかな?受けられるんかな!?」と思っていた。。笑 無知とは恐ろしい。。💧
その頃は学区の職に応募するための必須条件を全く満たしておらず、どうしようもなかった私が、今は正式にスクールサイコロジストの募集要項を全部埋め、応募を許可されるようになったっていうのは、自分にとってすごい成長だなーと思ったのだ。なんだかジーンとくる嬉しさがある☺️
よく周りの友達が、「子供がまだ小さいのに学校に戻ってすごいね」と素直に褒めてくれていたけど、私は本気で全然そんなこと大したことないと思っていた。だって子育てって主婦であろうが学生であろうが、もうめっちゃ大変なことは痛いほど分かってたから。世間のママは本当によく頑張っていると思う。特に日本はパパの帰りが遅い家が多いので、ママは朝から夜までずっと一人でつきっきりで子育てして家事をして。。本当に尊敬する!
今ちょっと海くんの子育ても落ちついて、自分を客観視できるようになった。周りを見渡してみると、海くんは本当に手のかかる子だった。よく考えたら、私はこの超ハイメンテナンスボーイが2歳になってすぐに大学院に入った。あんな手のかかるグズリン坊を抱えて、アサインメントこなして、遊べと泣かれ、抱っこしろと泣かれ、着替えが嫌だと泣かれ、ビデオが止まったらギャン泣きされ、何度も何度も毎晩起きては泣かれ、よく分からん理由で泣かれ、当然私は万年寝不足で。。私ってほんますごいやん。。笑 一体あの時はどうやって生きてたんやろう。。??と思えるようになった笑
母は強しですな!私の周りのママたちも、海くんより小さい子抱えて学校に戻っている。本当に尊敬します。大変なことも多いけど、頑張ろうねー!!
私がここまで来れたのは、Joelが理解があり、家事や掃除を文句言わず引き受けてくれた(たまに私が家を散らかすと小言が出るけど笑)おかげだ。結婚五年目を目前に控え、本当に良い人と結婚したな〜とつくづく思うのであった。。
Joelはよくキラキラした目をしながら、「くみは僕と結婚してなかったら、家の中でゴミに埋もれて死んでたと思うよ」とニッコリ言う。。笑 最初は私も「冗談にしてもそれはひどいやろ!」って笑いながらJoelの胸板ぶん殴ってたけど、今じゃあながち間違ってないんじゃないかとさえ思えてくる。。笑
超まとまりのない日記ですが、なんだか今日は自分の成長が嬉しかったので、ここに記しておくことにした。海くんもゆっくり成長しながら、かなり味のある良い子に育っていると思う。