出産前、出産時、産後の流れなどを教えてくれ、分娩室、postpartum(分娩後)の部屋、入院する部屋なども見せてくれました〜。他にも5カップルくらい来てたかな?ほとんどの人が36週の人だったのでみんなお腹が大きかったです!私は今日で34週目に入りました☆40週までもうすぐだぜ〜!
案内してくれたナースが本当に色んなことを教えてくれたので、まだ今さっき帰ってきて記憶がフレッシュな間に忘れないようにメモしておこうと思います〜!
【面会】
•怖〜って思ったのが、DVなどの問題がある場合、男の人が無理に分娩室や入院してる部屋に押し入ろうとすることが”しょっちゅう”あるそう。。汗 でも病院は誰が入院しているなどといった情報は絶対に開示しないし、マークする必要があるような人物は事前に風貌などをスタッフに教えることで厳重に警戒し、絶対に病院に入らせないようにしてくれるそう。恐ろしい。。
•面会時間が過ぎても、出産が夜中などになってしまった場合は遠方から来てくれる人のことも考慮して15分だけ時間を制限して面会させてくれるそうです。
•Chicken pox(水疱瘡)は新生児に多大な悪影響があるため、12歳以下の子どもで妊婦さんの子どもでない子たちはロビー以降のエリアには入れないそう。
【病院で提供してくれるもの】
•産前産後の私のための食べ物や飲み物。
•赤ちゃんのシャンプー、おむつ、ワイプ、悪露用のナプキンなどなど。
•面会に来てくれた人に振る舞う部屋に取り付けられた棚にあるコーヒー。
【産前】
•アメリカでは「私はこういう出産をしたいんです!」というアピールを書いた「バースプラン」というものを妊婦さんが作るのが主流です。ドクターもナースも、ママの意向を知っておくことは一番大事だと考えてくれているので、走り書きでも良いし、ちゃんと文章に起した文書でも良いし、口頭でも良いので必ず思っていることを伝えてコミュニケーションを取って下さいと言っていました。私も病院で働いていたので分かるのですが、何か医療従事者に伝えたい重要なことや病歴なんかがある時は簡潔に箇条書きにして文書にするのが一番見てもらいやすいし誤解も少ないと思います。特に大きな希望はないですが、自分なりのテキトーなバースプランをワードで作成して当日持って行こうと思います☆
【追記】ネットでバースプランのフォーマットを発見!楽なのでこれに書き込もうと思います♪
•陣痛がどれだけ短い間隔で来たとしても、子宮口が開いてなければ家に帰されるそうです汗
•逆子になってしまった場合、External cephalic version(逆子修正)をしてくれるそうです。これは外から先生がお腹をグリグリ触って赤ちゃんを回転させます汗 36週くらいだとまだお腹の中にスペースがあるので自然に元に戻ることはあるそうですが、37~38週くらいになってしまうともう赤ちゃんはお腹の中できゅうきゅうになっているので自然に頭が下に来るのはすごく難しいそう。
•36週で膣内の雑菌の状態を見るGroup B streptococci (GBS)テストをしてくれます。膣の中の雑菌は誰もが持っていますが、雑菌が多すぎると赤ちゃんが産道を通って出て来るときにかなり重度の感染症にかかってしまうため雑菌の状態を知ることが大切だそう。雑菌が多い場合は抗生物質を飲んで対処するそうです。確か出産前4時間に必ずこの抗生物質を経口で摂取することって言ってたような。。
•病院内では携帯の使用はいつもでOK!ノートパソコンなども持ってきても良いですよとのこと。
【分娩】
•分娩室は12室あるそう。
•パパは陣痛が始まったからといって休暇をすぐにとらないようにね〜って言ってました。出産ってかなり時間がかかっていつ産まれるか分からないし、折角なら赤ちゃんが産まれてから長い間一緒に居れるほうが良いでしょ〜?とのこと。
•うちの病院では34週未満の赤ちゃんを産ませることはできないそう。34週未満だとまだ肺が完全に機能しておらず、産後に赤ちゃんに酸素を送れる施設がないので近場のEverettの提携病院に急遽運ばれることになるそうです。ワシントン州で近場では4カ所しか未熟児ちゃんを預かれる病院がないので、場合によったらEverett以外の他の病院に搬送される可能性もあるそうです。私は今日ですでに34週だし、こないだのエコーで肺もちゃんと機能しているのをドクターが見てくれたので良かった〜!
•分娩室には5人までの人が入ることができる。入院したらナースが5つ分手に付けるコードを私に渡してくれ、分娩室に入って欲しい人に渡して手首に巻き付ける。
•分娩室に入らない他の人はロビーで待機。もし私が頼めば、産まれたばかりの赤ちゃんをクリブに入れてプラスチックの壁越しにロビーに待機している人に見せて上げることもできるそう。
•最近法律が変わり、医師はコンプリケーションがない限り39週目より前に出産を誘発することは絶対にできない。
•赤ちゃんが産まれたらすぐに手にコードのついた輪っかを付けてくれるそう。これで今赤ちゃんが病院内のどこにいるか常にコンピューターでトラックでき、また病院外に赤ちゃんが出るとアラームが作動するそうで赤ちゃんの誘拐なんかを防ぐそうです。すごいね!
•パパは分娩中や帝王切開中に立ち会うとショックで倒れることがあるそうなので、パパはがっつり食べ物を食べて血糖値を上げておくことだ重要だそう笑 ママは分娩中に食べ物を食べると吐いてしまうので飲み物なんかをこまめに摂取しましょうとのこと。
•出産時にあそこが裂けちゃいますが、切ってほしい(control cut)とか自然に裂けてほしいとか、そういう希望もあれば必ず伝えて下さいとのことでした。科学的にはどっちが治りが速いのかとか私は分からないのでドクターに任せようと思っています!これもバースプランに書いておこ〜。コワー。。汗
【追記】後でZIZIさんが親切に教えてくれました〜!最近の研究結果では自然に裂けたほうが治癒が速いと言われているそうです。だったもう裂けてもらおう笑
•ドクターは必要な時になると来てくれるそう。でも、それまでに陣痛の様子や赤ちゃんの心拍とかがモニタリングされていて、ドクターの部屋からもモニタリングの状況がリアルタイムで見れるそうです。で、今妊婦さんがどうしていてどのような状態かをいつも見てくれているそうです。ナースに呼ばれる前には妊婦さんの状態をちゃんと把握しておき、モニターを見て自分から分娩室に来てくれて、その道途中でナースが確認のために電話をするという経過になるそうです。
•epidural(麻酔)は子宮口が1cmだけ開いてようが10cm全開で開いてようがいつでも好きなときに打ってくれるそう。ただ、本当に痛みがほとんどなくなるので腰〜足全体にまったく感覚がなくなるそうです。素敵〜!赤ちゃんにもお母さんにも悪影響はなく、痛みもなくなり血圧が良い風に下がるのでママがリラックスできるので分娩が早まることが多いそう。私が今読んでる本ではepiduralは分娩を遅める可能性があると読んだのでさまざまな説が言われてるみたいですが。epiduralを打ったらそれまでの痛みが嘘のようになくなり、TV見てゲラゲラ笑ったり、パパに対して愛情も戻ったりするくらい笑、余裕が出るそうです〜。ただその分、出産後もまだ足の当たりがしびれるので歩くのに注意とのこと。
•epiduralを打つと自分で陣痛が感じられなくなることもあるので、その時はナースやドクターがモニターをチェックして陣痛が来ている感覚を見てくれています。で、「はい!今プッシュして〜!」って教えてくれるそうです。
•epidural以外にIVnarcoticというまた異なった種類の麻酔も用意してくれています。こちらは1時間に1回、計10回まで好きなタイミングで打ち始められるのですが、効きはepiduralよりも弱いので痛みはまだ感じるそう。
•分娩室にはボールやお風呂やシャワー、その他色んなものが置いてくれてあり、好きなように使って良いとのこと。統計ではお風呂やマッサージがかなり陣痛に効果がある(おそらく気そらしになっていたり、こうやってリラックスすることで血圧を下げたり、体温を上げたり、身体の中に酸素が行き渡ったりするからだろうな〜)そうなので、私はお風呂は是非使ってみたいと思います!これもバースプランに書いておかないと〜。でも我慢できないくらい痛くなったらすぐにepiduralを打ってもらうつもりです。
•分娩中にうん●が出ちゃうことは当たり前だし、逆にこれはちゃんといきめてるサインだから全く気にせずバンバン出しちゃって下さい!私たちが直ちにサッと処理しますから!って言ってました笑 多くの妊婦さんはこれを恐れてプッシュを十分しないことが多いらしく、それが一番ダメだとのこと。Joelにはうん●見せたくないなぁ〜!笑
•パパがへその緒をカットすることができます。前に「パパがへその緒を切ることもできるんやで〜♪」って話をしたら、Joelがあからさまに嫌そうな顔で、「ええっ!?何それ!!そんなのイヤだなぁ。。」と言ったので、「。。(怒)。。何でよ!切ってよ〜!すごい特別なことやのに!」って言ったら「!!お〜〜OK OK!ワイフがそう言うならもちろん切るよ〜〜!」って焦ってました笑 確かにグロイかとは思うけど、一生に一度の事やのに他人に切ってもらうなら絶対パパに切って欲しい!!ちなみにへその緒って結構太くてしっかりしているそうです☆
とりあえず分娩室がチョー綺麗で驚きました。。!ホテルの部屋みたいな感じでベッドや家具なんかが木で出来ていてアットホーム☆もっと手術室みたいな殺伐としたイメージだったので素敵〜!って思いました。
【産後】
•リカバリールームに移されます。リカバリールームは10部屋あるそう。足りなくなったら2階の部屋を特別に使うこともあるそうです。
•法律で、産後すぐに赤ちゃんに対して聴覚の検査を実施することが義務づけられています。一体どうやってチェックするんだろうと思ったら、脳波を見るんですって〜!ほぉ〜!
【入院中】
•私と赤ちゃん以外にJoelも一緒の部屋で泊まることが出来ます。他の人は泊まれないので家に帰ってもらわなければいけません。
•入院は順調であれば普通は1泊2日、長くても2泊3日が普通。帝王切開ならもうちょっと長めです。深夜〜深夜で一泊と計算するらしいです。もし必要であれば2泊3日以上入院することもあるそうですが、その時はちゃんと保険がカバーしてくれるように医師が診断コードを付けてくれるのでお金のことは心配しないで!って言ってました。アメリカ人に「骨折で3か月入院した」とか「子どもが風邪で一週間入院した」って言ったらめっちゃくちゃ驚かれますよね!こっちでは入院は超超超短期間です。入院すること自体がめちゃくちゃレアだし重症な病気だとみなされています。私の働いてた精神病院では25年くらい入院している患者さんもかなりいて、その話をJoelにしたらめちゃくちゃびっくりしてました。日本は社会入院が問題ですよね〜。
【退院後】
•赤ちゃんと、ママかパパどちらかが国境を超える場合、必ず片方のパートナーから「旅行に行くことを同意しています」といったレターが必要。じゃないと誘拐と疑われて国境を渡れません。産後すぐに赤ちゃんのバースサーティフィケイトやSSNなどの申請ができるように担当の人が入院中にこういった公的な手続きのお世話をしてくれるのですが、この時にもらうバースサーティフィケイトの文書のコピーである黄色い紙とパートナーからの手紙があればいつでも退院後国境を超えることができるそう。バースサーティフィケイトは正式なものが届くまで数週間かかるそうなのでこういうシステムを教えてもらったのはありがたいです!
病院では赤ちゃんが産まれたら院内放送で子守唄みたいなベルが流れます。私たちがツアーを待っている時やツアー中にも2度もベルが鳴っていて、「あ〜。。今また新しく赤ちゃんが一人産まれてきたんやな〜。。なんて特別な瞬間。。!!」ってしみじみ&じ〜〜んと感動しました☆