12/09/2011

アメリカでの妊娠、出産費用はいくらかかるのか? 妊婦健診の費用その1 〜1回目の診察〜

日本は今出産費用の補助が出ていて確か42万まで支給されるそうですね〜!何て素晴らしい制度☆私の友達で出産したマイちゃんは、健診以外で個人的に気になった事があり受診した診療費である2000円しか払わなかったって言ってて驚きました><日本って素晴らしい!

アメリカでの出産費用はその人が加入している保険によるのでさまざま。ネットで調べると2、300万払った人(これは恐らく無保険の場合)から5万円以下(良い保険ありの場合。確実に月10数万以上の掛け金を払っている人だと思います汗)で済んでいる人などさまざまです。なので自分の加入している保険会社に電話して聞くのが一番です。ここに書くことは私の加入しているプランの話なので、あまり当てにならないと思いますが。。
ちなみに私のかかっている病院での保険適用前のvaginal deliveryの出産費用は$13,300だそう。これには生まれてきた赤ちゃんのケア費用も含まれています。帝王切開とかになったらこれよりもっと高くなるはず。。ちなみにこれに出産前後だかの検査の諸費用などは含まれてないはずと受付のお姉さんが言ってました。だからもうちょい高くつくみたい。ちなみにアラスカだと$12,000が相場みたいです。州によって出産費用が多少変動するみたいですね〜。

最近徐々に保険会社から請求の明細が届くようになり、見方がすごく分かりにくいことや記録にもしっかりと残しておきたいのでここにまとめて書くことにしました!ちなみに病院側から請求されるのは出産が終わってからなので今は一切払う必要はありません。。が、この方が怖い。。ちなみに、通っている病院以外でお世話になった場合はその時に応じて支払います(例えば、外部のラボに検査を依頼した場合、薬局で薬を受け取る場合など)。しかも本当は払わなくて良いのに「払いなさい!」って請求が来ることも多いので、自分でオーガナイズして把握しておくことはとっても大事!こっちでは保険会社は本当汚い商売だなと思います。。


以下に保険会社から届いた請求の明細を載せたいと思います。
ぱっと見ると色んな数字があって分かりにくいですが、何が大事かというとこの2点!

1)アメリカにはDeductibleというちょっと変わった制度があります。私は未だによく理解できていないのですが、とりあえず私の加入している保険では1月1日から12月31日までの期間に、$750のdeductible額が設定されています。
一体どういう事なのかというと、年間を通して$750以下の医療費が請求されるとその金額は自腹で払うことになります。自腹と言っても、もちろん100%ではなく保険が90%支払ってくれ、自分で残りの10%を支払うらしいです。しかし、病院からの請求金額が年間で$1,500 (out of pocket maximum) を超えると、後はウン百万かかっても100%保険会社が全部支払ってくれ、私は$1,500 (out of pocket maximum) +$250 (deductible)=$1,750しか払わなくって良いとのこと。アメリカでは、産まれてきた赤ちゃんのケアという名目で私に対してはもちろんのこと赤ちゃんに対してまで別に請求されるんですが、この金額には私と赤ちゃんのケアも含まれているそうです。ここで1つ疑問が。。deductibleは$750のはずなのに、なぜ$250ってなっているのか分からない!でも、カスタマーサービスに聞いて確かめたのでコレで良いみたいです。つまり$1,750が2012年の総出産費用になりそうです!もっと支払うことになるのでは。。と思っていたのでホッとしました。。><

2)よって、保険会社から請求書が来たとき、何に目をつけて読めば良いのかというと、「自分がすでに使ったdeductibleは何ドルか」ということのようです。
年間$750を超えなければ、かかった金額は10%負担(私の場合)の実費で払う必要があるということです。

*****

○保険会社名:Aetna

○注意書き:Aetnaのネットワークに加入している病院に行くことでディスカウントプライスが適用されお金が節約できます。ちなみに私は全く知りませんでしたがたまたま選んだ病院がこのネットワークに加入していたので自動的に割引が適用されかなりありがたかったです!


***10/24/2011(11月1日に受領分)の診察分 請求明細***
◎サマリー◎
○Deductibleが適用されるまでの残された金額
○一年間のdeductible:     $750.00
○私がすでに使ったdeductible:―$36.04
     ----------------------------------------------------------
○残されたdeductible:     $713.96

請求金額(病院側からの請求金額):$337.10
メンバー価格:$173.60(つまり本来300ドルちょっとの請求がここまでメンバー価格で安くなった)
あなたの節約できたお金:$163.50
Pending or not payable(もしかしたら私が支払わなければいけない金額):$0.00
Deductible(保険が適用されるまでに私が支払わなければいけない金額):$36.04
Coinsurance(私が実際に自分の懐から支払わなければいけない金額):$0.00 
Copay(病院に行ったときに私が支払わなければいけない金額):$0.00

◎サマリーの詳細◎
•インフルエンザ予防接種 
請求金額$17.90/メンバー価格$12.00/保険の適用率100%/私の支払い分$0.00

•予防接種
請求金額$55.20/メンバー価格$30.04/保険の適用率100%/私の支払い分$0.00

•子宮がん検査
請求金額$68.00/メンバー価格$36.04/Deductibleに加算される私の支払い分$36.04

医療サービス
請求金額$98.00/メンバー価格$47.76/保険の適用率100%/私の支払い分$0.00

医療サービス
請求金額$98.00/メンバー価格$47.76/保険の適用率100%/私の支払い分$0.00
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Deductibleに加算される私の支払い分の合計:$36.04

*******

♥2回目の診察費用に関してはこちらを参考にして下さい♪
♥3回目の診察費用に関してはこちらを参考にして下さい♪
♥4回目の診察費用に関してはこちらを参考にして下さい♪
♥5回目の診察費用に関してはこちらを参考にして下さい♪
♥6回目の診察費用に関してはこちらを参考にして下さい♪

♥実際に支払った費用に関してはこちらを参考にして下さい♪

*******

もう今年も12月です。12月31日までに診察も数回しか残っていません。なので今から12月31日の間にdeductibeである$750を使い切ることは現実的に不可能なので、今年いっぱいまでにかかった請求金額は10%はそのまま実費で支払うことになりそうです>< ありがたいことに予防のための治療費は保険が100%払ってくれているので、必要な検査および治療の費用だけになりそうですが。。数百ドルで収まってくれたら良いな〜;―;
昨日ネットで「扁桃腺切除の手術(かなり一般的な手術らしいですね)を受けたんだけど、保険に入ってなくて1千万の請求が来た」と言っている人がいてものすごく気の毒になりました。。保険無しでアメリカで暮らすのは死ねと言われているのと同じです。。